数日前のエントリで奨学金は借り手が有利な借り入れという記事をリンクしたあとでこのようなリンクは書いた人の知識不足感が否めませんね。
先日のエントリでリンクした記事はお金を借りるという行為(投資)という観点の記事でした。私も賛同します。今日の上記リンクは学ぶことにお金がかかること自体を問題としている内容です。
今たまたま子息の教育にお金をかけることができる家庭もそれまでに努力やリスクを取っているケースが少なくありません。そういう家庭から見たら努力もせずリスクも取らない家庭が給付型奨学金や無利子の奨学金を受けることは不公平に感じるのではないでしょうか?奨学金を受ける学生本人もその親もコツコツ真面目にやって人に迷惑かけないように子育てしてきても、そうでない家庭では無利子や給付を受けられるようでは真面目にすることがアホらしくなってきます。
子は親を選べませんし子に罪はありませんが、不真面目な親を楽させることは別の話です。
奨学金の貸与を受けた人が返済に苦労するのは投資に対するリターンの読みの甘さであり個人の責任です。ギャンブルで借りた金も学資の借り入れも借金です。おそらく借り入れ時点で契約書には事細かに凡ゆるケースのことが書いてあるはずです。その上で署名捺印している限りは上記リンクのような甘えたことは主張する権利などはありません。
残念過ぎる主張です。