先日起きた神奈川県厚木市の幼児を餓死させた事件を受けて名古屋で所在不明の子の数を調べたら厚木市どころか政令市をいくつも抱える神奈川県全体の数字よりも多い結果だったそうです。
転居しても住民票が残っているのは様々な理由が考えられます。捜して欲しくないケースもあるでしょうし虐待や保護を必要とされていることもあるでしょう。
名古屋市が200万人強の人口で88人。厚木市の事件は行政が本気になればもう少し早く発見出来たと思いますが、この名古屋市の数字をすべて潰すことができるのか?難しいと思いますがなんとか全員の無事を確認できることを祈ります。
住民票の取り扱いが変わってそれなりの年月が経ちますが恐らくまだ不正取得はなくなってないと思います。要するに今でも住民票を移すと除票によって転居先がわかります。放置するつもりではなくても住民票を移さない理由はこの辺りだと思います。それに所在不明でも捜索願が出ない限り外部からは手の出しようがありません。
少子化を食い止めるために様々な取り組みがありますが、子の数が増えるとこういう所在不明や虐待の数も比例して増えると思います。なんとか少しでも減らしたいですね。