昨日もこの職員のやったことは言語道断だと書き込みましたしFX取引でお金を増やそうとしてお金を溶かしてしまったのも愚かな行為です。
もちろん私はこの職員と面識などありません。でも数千万円の負債を追っていても破産などの方法で会社も精算せずに他所で働いていたという事実が切ない気持ちになります。
昨日のエントリでも所謂自営業という業態でも負債が伴っているケースが殆どだと触れました。
なぜ負債が出来るのか?
それはよほどオンリーワンの仕事内容でない限り価格競争に巻き込まれたり真似されたりして大儲けすることが難しく尚且つお金をかけずに利益を確保し続けることも難しいからです。例えば飲食店を自己資金で開店させることも難しく1度開店させても什器備品も更新の必要があるからです。「日々の利益>資金需要」この構図があるので負債が生まれますし金融機関のビジネスが成立しているわけです。
銀行もサラ金も貸して初めて成立するビジネスです。都銀なんかが零細の自営業に積極的に貸すかどうかは知りませんが都銀は就活の人気ランキングで上位に入っています。
資金需要に対して貸す仕組みがある限りはどこかに負債が発生するわけです。すべての負債に同等の資産などがあるとは限らないので破産者などが出てくるわけです。
破産こそしなくても大変な状況な人や不遇のサラリーマンには京都市の社会人枠の採用試験を受けに来たりするわけです。だって儲かっている人や高いサラリーを取っている人が採用試験を受けに来るなんて考えにくいです。
この手の詐欺事件はこの先もなくなることは考えにくいってことですよね。