以前ネタにした県立高の教員が自身の子息の入学式に出席するために勤務先の学校に入学式を休んだことが昨日の中日新聞の1面で取り上げられていました。
私も自分のエントリを確認してみると最初はダメだと書き込んでいました。まあでも管理する学校と教育委員会は認めているならとやかく言うことではないと思います。
教師は立派な職業という教えがあるのが根っこにあるのが問題だと思います。職業に貴賎はないといいながら先生たちは教師という職業に誇りを持っていると思います。
個々の教員に過度な負荷を与えるのはいけないと思いますが日本の教育システムが教育の負荷の上に成立しています。教員の質を上げるためにもっと給料を払えばいいって意見もあります。私は反対です。
教員が休んで空いた穴は同僚が埋めるシステムになっていますし有給休暇までは人件費に入っています。務め先ではなくてプライベートを優先するのも個人の自由と言えばそれまでですし、教員としての株が下がるだけです。
もし子息の担任がプライベートを優先する先生だったら同窓会で会う度に「先生は入学式来なかったよね」って何十年経っても言ってあげましょう。現状のシステムに対するささやかな抵抗です。
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