提出する書類を作成する際に、押印場所が不明だったり、「個人の実印なのか、代表印なのか」が、分からなかったりすることはよくあります。
そんなときのために、押印個所や、個人の実印と代表印のどちらを使えばよいかを確認し、メモしておきましょう。
前にもふれましたが、法務局では、他社の会社の事業目的などが自由に閲覧できます。
書き方、内容なども参考になります。
この機会に閲覧しておくのもよいでしょう。
のちに登記申請を行うときに、必要書類を正しい順番で製本して提出することになります。
しかし、この「正しい順番」が、大変難しいところです。
どこの役所への提出書類や申請書などにしてもそうですが、いつも苦労するところです。
とても、分かりずらいものです。
ときには、書類を製本せずに法務局に行き、その場で相談員の方に思い切って順番を尋ね、はじめて製本して登記申請書として提出するのも一つの方法です。
「間違えたら困る」の一心もよいのですが、ちょっと勇気を出して、分からないことはなんでも聞いてみることです。
数ある行政機関の中で、法務局というお役所は、本当に親切に教えていただける官署と言えます。
やっ、少し褒め過ぎかも知れませんね!
私は、いつも感心して帰ってきます。
この「その場で製本」という方法も、決して悪くはありません。
ただこの機会に、あらかじめ必要書類を確認し、書類の順番なども、しっかり頭に叩き込んでおくことです。
たとえば方法として、書類に鉛筆で一連の番号を振っておけば、あとあと間違えることもないはずです。
こうしておくことで、必要書類とそれぞれの順番が分かり、あなたの登記申請もスムーズに進むことでしょう。
行政書士 平 野 達 夫
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