会社設立の手続の際に、「どこに」「どの書類を提出するのか」ということで誰しもが悩みます。


 たとえば、「法務局」「公証人役場」などは、ふだん私たちには、全くといってなじみのない場所といってよいかも知れませんね。


 設立手続きをスムーズに進めるためにも、何といっても重要なのが、最初に「印鑑証明書」の準備をしておくことです。


 「印鑑証明書」は、定款認証にも、登記申請にも必要になります。

定款認証には、発起人全員の「印鑑証明書」が必要です。


 また、登記申請のときにも、「取締役会を設置しない」会社設立の場合は、取締役全員の分の「印鑑証明書」を添付する必要があります。


 常日頃より、会社設立の実情を見極めて、誰の分が何通必要なのかを把握しておきましょう。


 これには、設立手続きを開始してからではなく、用意できるものは、始めに揃えておく! 

この気持ちが大切でしょう。


 なお、皆様もご承知のように、「印鑑証明書」には、有効期限というものがあります。


 定款認証、登記申請のどちらとも、作成後、「3か月」以内です。

期限切れしていないものを、それぞれの機関に持参いたします。


      行政書士  平 野 達 夫

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