認知症の家族は、本人が道に迷ってしまうことを、常に想定しておきます。
たとえば、捜索機なども用意したりして、連絡先などを身につけておいたりします。
日頃より、万が一に備えます。
一緒に同居している場合には、どしても、「共倒れ」になることを避けなければなりません。
そのためにも、介護サービスの機関などををうまく使うことも考えましょう。
また、近隣住民の方々からスムーズな協力を得るためには、認知症の人が今現在、この家庭にいること、その状態などについても、なるべくオープンにしている方が良いかも知れません。
一方、同居していない家族に対しては、近隣の方からの情報は、良かれと思っても、なかなか言いにくいこともあるかも知れません。
ときには、誤解を生みやすいものです。
そのためにも、とくに離れて暮らす家族は、近隣の人と密に連絡するくらいの方策配慮も大切ではないでしょうか。
行政書士 平 野 達 夫
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