認知症への理解の不十分さから、どう対応してよいか分からず混乱し、ささいなことにも腹を立てたり、叱ったりしてしまいます。


 精神的、身体的にも疲労困憊します。

時には、異常ともいえる言動を増幅させる認知症の人に対して、「もう顔も、見たくない!」と、拒絶する態度をとってしまうことも珍しくはないでしょう。


 この「混乱と苦悩」が、家族全体に広がります。

毎日の苦労と、こんな生活がいつまで続くのかという不安が、より重くのしかかります。


 そしてますます、絶望的な気分へと追いつめられます。

もう家族だけで、問題を抱え込む段階ではありません。


 そこで、医療や福祉の相談窓口を訪ねます。

診察を受け、介護サービスを利用すれば、認知症への理解も徐々に進んでまいります。

認知症の人への対応方法も少なからず、分かってまいりましょう。


      行政書士  平 野 達 夫

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