戦争の傷跡が未だ深い、焦土と荒廃に化した日本の各地に、突如として響き渡ったのが、「リンゴの唄」でした。
この歌のメロディーが、戦禍と苦難に疲れた人々の心の中に、一つの明かりと生きる勇気を投げかけてくれたのです。
日本は、この歌と共に立ち上がりました。
そしてもう一つ、昭和26年、NHKのラジオ放送に乗って全国に流れた曲があります。
それは、灰田勝彦が歌う「野球小僧」です。
皆さん、この歌、ご存じですか。
当時立教ボーイとして名をはせた灰田勝彦が、若々しく軽快に歌います。
よろしかったら、どうでしょうか。
皆様も一緒に歌いませんか。
♪♪ 野球小僧に 逢ったかい
男らしくて 純情で
燃えるあこがれ グランドで
じっと見てたよ 背番号
僕のようだね 君のよう
オオ マイ・ボーイ
ほがらかな ほがらかな
野球小僧
野球小僧は 腕自慢
すごいピッチャーで バッターで
街の空地じゃ 売れた顔
運がよければ ルーキーに
僕のようだね 君のよう
オオ マイ・ボーイ
ほがらかな ほがらかな
野球小僧
野球小僧が なぜくさる
泣くな野球の 神様も
たまにゃ三振 エラーもする
ゲームすてるな がんばろう
僕のようだね 君のよう
オオ マイ・ボーイ
ほがらかな ほがらかな
野球小僧 ♪♪
先日、母校のクラブOB会が神田駿河台リバティタワーで開かれました。
60年以上続くこのOB会は、今年も現役の学生も含め200人ほどの出席があり、いつもながらの盛況でした。
私など、なぜかもう最古参の部類に入るんです。
過ぎし時代の移り変わりを、ほんとに感じてしまいます。
今回も、最後の締めは校歌斉唱となるところでしたが、私、やおら、皆の前に進み出てしまいました。
少しお酒が入って、気分が乗っていたかもかも知れませんね。
私、時たま、こういうパホーマンスやってしまうんです。
そして、マイクを手にしました。
「今日本は長き経済の不況に続き、先の3月11日の東日本大震災で大打撃を受けました。」
「特に被災された東北の方々の前途多難の状況と不安のお気持ちを思うと、察するに余りあるものがあります。」
「一日も早い復興を、心から願うものであります。」
「皆さん、日本は、戦後間もない時期、”野球小僧の歌”を、近くの街角で聞き、共に歌い、国民皆が、立ち上がりました。そして復興を成し遂げたのです。」
「東北はもちろん、全国各地の隅々まで、この歌を響かせましょう。」
「元気を出しましょう!!」
「がんばりましょう!!」
「日本は、必ずや復興します。」
「私は歌います・・・・。」
♪♪ 野球小僧に 逢ったかい
男らしくて 純情で
燃えるあこがれ グランドで
じっと見てたよ 背番号
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野球小僧 ♪♪
ありがとうございます。
行政書士 平 野 達 夫
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