我が国に外国人を受け入れるにあたっては、国際社会においての我が国の役割や、我が国の地理的、歴史的な背景などを視野に入れ、すすめられます。
さらに、内外社会の現況や動向などを十分に見極めることも必要となってまいります。
それがためには、そのルールづくりがなされなければなりません。
法務省などの関係省庁や関係団体との間では、種々の協議・意見交換が重ねられています。
ここで先ずは、外国人の入国について考えてまいりたいと思います。
日本に入国を希望する外国人、又はその代理人は、最寄りの「入国管理局」へまいります。
入国管理局へ当該申請書類を提出することにより、事前に、在留資格の認定を受けることができます。
こうしてその認定を受けた外国人には、「在留資格認定証明書」が交付されることになります。
すなわち、査証(ビザ)の発給申請の際、又は、我が国の空港などにおける上陸審査の折に、この「在留資格認定証明書」を提出すれば、入国審査の手続は、スームーズなものとなりましょう。
行政書士 平 野 達 夫