自分にとって相続は、少なくとも一度は経験することですが、そうそう何度も経験することは出来ません。


いざ相続が発生したとき、それが大きなストレスとなってしまう人も、結構多いようです。

また一方、大きな財産を得ることができる、千歳一遇のチャンスとして捉える人がいることも、事実かも知れませんね。


相続は、相続人の置かれた立場、境遇、時期、或いは過去、将来など様々な要素が絡み合って、その処理が進行してまいります。


これが難しいところでもあります。

時には、潜んでいた問題が表面化する場面が、まさに「遺産分割協議」なのです。


この遺産分割協議は、相続の最大のヤマ場であります。

この話し合いが上手くいけば、その後の日常生活も、お互いの親族関係も、すべて上手くいくといっても過言ではありません。


遺産分割協議において、争いになりかけるケースと、上手くまとまるケースがあります。

その協議の過程はともかく、最後には、すべての相続人皆が笑顔で終われる相続となるよう期待したいところですね。


     行政書士  平 野 達 夫

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