小田原市酒匂の児童養護施設「ゆりかご園」に、タイガーマスクから現金100万円が届けられました。


タイガーマスクの「美味な食事を」という意思を受け、この度、園は市内のホテル・ヒルトン小田原リゾートで、洋食のフルコースの食事会をすることになりました。


このことは、先月17日早朝、タイガーマスクの名前で一通の封書が届けられたお話を、小生のブログの中で述べさせていただいております。


同封の手紙には、フランスの三ツ星レストランのオーナーが月一回、施設の子を招き、フルコースを食べさせているエピソードを紹介しています。


「大人になって自分ががんばって、もう一度食べるんだ」、「将来、料理人を目指すんだ」とか、子どもたちの未来につながればとの思いが書かれておりました。


園では、テーブルマナーを学ぶ機会を持とうと、市内で一番大きなヒルトンにこの話を持ち込みました。

ホテルは、「このような話に声をかけてもらったのは、大変うれしいことです。」

「グレードを落とさないで、精一杯用意いたします。」

「是非、社会貢献として協力させていただきます。」とのお話です。


なお、ホテルでは、テーブルマナー講座のほか、シェフから料理の楽しさのお話をするサービスも考えているそうです。


食事会は、今月28日と3月8日に部屋を借り切って開かれます。

園生56人のうち、小学6年生以上の23人は、テーブルでのフルコースです。

幼稚園の年長から小学5年生の24人は、ビュッフェ方式での食事です。

出かけられない乳幼児には、プレゼントを用意するそうです。

ビュッフェの食事では、何か楽しい演出を検討中とのことです。


職員の方々も約30人が同席し、総予算は約50万円です。

ちなみに、ホテルレストランの洋食コースは、1万1550円だそうです。


今春には、高校を卒業する2人が、園を立ちます。

この日の食事会は、2人の「旅立ちの宴」ともなりましょう。


 本当に、ありがとうございます。


     行政書士  平 野 達 夫

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