遺産争いをすることによって、無駄な時間を費やすことほどバカらしいものはありませんね。
人生は、時間を軸にして有限でもあります。
ある意味では、時間ほど貴重なものは他にないとも言えます。
にもかかわらず、争いに時間を費やすのは、何とももったいなく、はっきり言って愚かなことかもしれませんね。加えて、相続争いは、時間を浪費するばかりでなく、皆が精神的にも消耗し、心身ともに大きなダメージを受けることになります。
ところで、「あいつは、人間じゃない」などと言ったりしますが、人間は誰しも良心というものを持っています。
したがって、互いに本当は、誰かを傷つけることなどはしたくないし、出来ないはずです。
しかし、遺産争いをしているばかりに、人を傷つけ、はては自分も疲れ果ててしまうことも多々生じてまいります。
そして更に、余計なお金がかっかてまいります。
たとえば、争いが泥沼化し、当事者間ではどうにも解決できないときなど、弁護士を立てることになってまいります。
そうですね、余計なお金がかかってまいります。
行政書士 平 野 達 夫
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