皆さん、" メタセコイア "の樹って、ご存知ですか。
私、初めて知りました。
こんなに、優しくて、心癒される樹木があるなんて・・・・。
とても、とても、素敵な世界に浸ってしまいます。
先日の12日、定期診察と検査のため、築地の聖路加国際病院へまいりました。
予約の時間には、少々間もあり、向かい側の区立保健所に隣接する公園に、立ち寄ってみたんです。
私にとっては、街の公園は、疲れた時に、チョッとベンチで休むくらいで、長居することもありません。
緑の樹々のある方へと歩を進め、程よくベンチが目に入り、腰掛けます。
前日からの雨も上がり、空は青く、のんびりと清々しさに浸っておりました。
はて、私の座るベンチの辺りから公園の奥へと、樹々がそう立しています。
その数、3~40本は、ありましょうか。
どの樹も、中央部の幹が空に向け真っ直ぐ伸びています。
その枝は、左右に均衡に張っています。
スギなどと,同じ針葉樹でしょうか。
葉は、この時期、薄い緑です。
まるで、4、5月頃の新緑に見えます。
樹の枝を被う葉は、どこまでも淡い薄緑色で、優しく、目に映ります。
私は今、この樹木の林の中にいます。
そして、自然の大気までもが伝わってきます。
そうです。私は、森林浴を、暫し堪能します。
近くに、こんなに素晴らしい自然があるとは、気が付きませんでした。
とても、驚きです・・・・・。
時間が経ちます。
病院の診察の予約の時間です。
私は立ち上がり、公園を後にします。
この樹木は、何と言う名前でしょうか。
ありました。ネームの札がありました。
" メタセコイア "です。
私、初めて、耳にする名前に思えます。
この公園は、「中央区立あかつき公園」と云います。
その昔、この辺りは、外国人居留地だったそうです。
公園内には、江戸の安政年間に、西洋文明を日本に伝えた蘭学者、シーボルトの像があります。
公園内の下には、応急貯水槽が布設されていて、1500立方メートルの水を蓄えているそうです。
皆さん! 一度、是非、公園内にある "メタセコイアの林 " に立ち寄ってみて下さい。
あなたも、きっと、心癒され、この樹の素晴らしさを、胸に刻むに違いありません!・・・・・。
行政書士 平 野 達 夫