今日は、孫のK君の卒園式です。

空は、真っ青、空気もさわやか、とても良い天気です。

 前日に送られてきたFAXの案内をしっかり見て、妻と私の二人は、式に遅れてはなるまいと、予定より早く家を出て会場に着いたんです。

いやいや、どうでしょうか、もうすでにたくさんのお父さん、お母さん方が来ているではないですか。

 皆さん、格好いいスーツや、お洒落なお洋服で、綺麗におめかししていらっしゃいます。

私たち老夫婦は、ちょっぴり、気がひけてしまいます。

 何とか、前の方の席を得て、今か今かと式の開始を待ちます。

一部卒園式、二部は各クラスの発表会です。

暫くして、保母先生の開会の挨拶に続いて、今年卒園する "きりんさん組" 僕達の入場です・・・・・。

 皆さん、素敵なお洋服を着て、胸には赤色の花と、黄色のリボンを着けています。

にこにこ、にこにこ、とても嬉しそうです。

会場のお母さん、お父さん方に目をやります。

そして手を振ります。

保護者席の方々も大きく手を振ります。

 孫のK君は、何処に・・・・・・。

いた、いた、いました。

 かわいい素敵なスーツに、ネクタイをしています。

ちょっぴり恥かしそうにも見えますが、にこにこ手を振っています。

 「おめでとう、おめでとう・・・・・。」

おばあちゃんも、おじいちゃんも嬉しいです。

 そして式の次第が進み、園長先生方のお祝いの言葉を戴き、最後に卒園する僕達一人一人が、「将来何になりたいか」を云って、親御さんに手を引かれ退場します。

 「僕は、将来大きくなったら警察官になりたいです」

 「私は、大きくなったら美容師さんになりたいです」

 「僕は、オリンピックで金メダルを取りたいです」

 「私は、バレーリーナーになりたいです」などいろいろです。

 「僕は、将来オリンピックに出場して銅メダルを取りたいです」の言葉には、会場が  " ドッと "しまた。

なかなかですね、ちょっと考えさせられてしまいます。 

 孫のK君は、「僕は、大きくなったらプロ野球の選手になりたいです」と大きな声で言います。

 「K君、頑張ってね。おじいちゃん、楽しみに待ってます。」

 二部の発表会でのK君の元気なアクションも見させて貰って、私たち感激したところです。

 卒業式と云いますと、送る言葉や答辞のあと「蛍の光」に送られて、皆が涙をたたえ別れを惜しんだものですが、今日の卒園式は、"終始、 元気はつらつ、にこにこ "保育園をあとにしました。

 雅美さん!、長男のT君に続き、次男のK君の保育園、本当にご苦労様でした。

社会保険労務士の業務に就きながらの二人の子育ては、決して容易なことではないでしょう。

 「本日は、おめでとうございます。ありがとうございました。」

まだまだこれからが大変かも知れません。

何か出来ることがありましたら、私たちも頑張ります。

 「K君、お父さん、お母さんを大切にして下さい。そしていつも元気で、良い子にいて下さい。・・・・」