道幅が2~3メートル程の狭い路地を、対抗から自転車に引かれた二匹のワンちゃんがたちやって来ます。
私は路地右脇に、やや寄りかけます。
するとそのワンちゃんたちは前から来る私に気付いたのか、やはり右に寄り進み来ます。
そしてうまくすれ違い、通過します。
自転車に乗る買主が私を見て、特に綱を引いた様子もうかがえず、ごく自然にワンちゃんたちは、上手に右によけました。
何でもない有様に思えますが、いやっ、なかなかです。私は、何とも云えない快さをさえ感じました。
一瞬どうなるものか、危ない、ぶつかってしまうかと躊躇したくらいでした。
良く慣らされていますね。素直な感性とでも云うのでしょうか・・・・・・。
でもどうでしょうか、ワンちゃんたちもこの地球上に生まれ来て、多くはペットとして飼い慣らされています。
しかし社会と順応して人間らと仲良く生活するために、一つのモラルを持っていて、交通ルールを守っての行動だったかとも思えてしまいます・・・・・・・・。
おかしいですか。少し、考え過ぎでしょうか。
道行く者が、肩が触れたとかで睨み付けたり、喧嘩になることもあります。
タバコをくわえた歩行者や携帯電話をしながらの自転車走行もよく目にします。
注意することも出来ないのが、この世の人間社会なのでしょうか。
私達人間もワンちゃんたちに負けずに、モラルやマナーを持っての行動を心得たいものです。
私は、通り過ぎて行くワンちゃんたちの後に目をやります。
お尻をふりふり走り過ぎます。ワンちゃん、今日も1日元気でね・・・・・・・・。