ロックごっこ | 続・眼鏡記

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THE BOOGIE JACKボーカルのヒライシュンタオフィシャルブログ!!

ここ1年くらい、バンドに対して今までよりもっと正直に向かい合えてる気がしてる。

俺、思うんだよね。

本当のロックスターはさ、

満たされちゃいけない。

寂しくないといけない。

ロックのために、色んなもの捨てなきゃいけない。

だから、どこか1人。

ロックがないと死んじまう!なんてあえて言わない。

迷っても、でもどんなときも本質はブレない。

ステージで死ねると本気で言える。


とまぁ、ここ1年さ、こんなことを考え続けてた。

自分がそうなのかどうか。

もちろん、ものすごい偏った当てはめ方なのは分かってる。

でも、何となくそう思う自分もいる。

俺全然そうじゃないんだよね。

俺、というかブギーは全員そうじゃない。

だからブギーは売れないんだと思う。

このままだとバンドを忘れちゃうと思ってしまう甘く居心地の良い時間を知ってる。

1人ぼっちになんてほとんどならない。

ロックがないとダメだーってクチにすることで、大丈夫!ロックが好きだよ!って自分に言い聞かせてる自分がいる。

本質がたまにブレる。そしてすぐ悩むし迷う。

ステージでは死にたくない。

できたら自分の布団で死にたい。

こないだ、i GOの茜谷さんに少し本音を話した。

「俺、最近思うんだ。多分ほんとはロック好きじゃない。奥田民生やハイロウズ、スピッツや、ウルフルズやエレカシが死ぬほど好きなだけで。たくさんロックあさりして数えきれないくらいCD買ったけど、結局いつも民生聴いてる。なんならブギーめちゃ聴く。」

茜谷さんは何て言うかなぁと思ったら、

「フロントマンはそんなもんや。自分が大好きやから。」

と言った。

このとき、何気ない打ち上げの酒の席で、俺の中の何かが変わったんだ。

変わったというか、変わろうとしてる。変えようとしてる。

バンドを続けるために、色んなもの削ぎ落として、孤独と戦い、ステージが死に場所、バンドしかないと黙ってライブを続けるヤツに、

俺はかなわない。かなってしまってはいけない。

そもそもロックがそういうもんだから。

そういうヤツが売れればいいし、スターになって。次のバンドマンの憧れになりゃいい。

俺は怖いんだよ。失うのも、1人になるのも。

でもバンドをやりたい、民生さんみたいにやりたい。ヒロトみたいになりたい。

そう、高校んとき、"バンドごっこ"してたあの頃とそんなに変わらないんだ。

高校のころ、ユニコーンやハイロウズが好きすぎて真似したような曲ばかり書いて、自作自演のインタビューとかして(笑)

自分で自分のバンドの特集記事を手作りしたりして遊んでた。

音楽どうこうではない。

ただ、そういうのが楽しかったんだ。

ドラゴンボールに憧れて、ドラゴンボールごっこしてる小学生のノリ。

俺のロックのエネルギーはそこに尽きる。

だから、民生さんに興味がなくなったら俺はバンドをやめるかもしれない。

これから、この俺の"ロックごっこ"でどこまでやれるのかな。

みんなを騙してることになるのかな。

本当に悩んで迷ってる。

今も。

でもさ、ブギージャックが好きなんだ。

ロックよりも、この4人でバンドやってたいんだ。

人生で1番誇れることにしたいんだ。

"ロックごっこ"

聴こえは悪い。そりゃ違うと思う人もいるだろさ。

けど、俺は本気で"ごっこ"をやろうと思ってる。やってきた。

そのエネルギーで、続けてやろうと。
そのエネルギーで新曲が書ける。
そのエネルギーでライブやってる。

そういうバンドがあってもいいんじゃねーか。

バンドに見本なんてないんだし、エネルギーの出処を突き止めただけで、価値のあることだと思う。

俺のロックは、人生そのもの、みたいなものではなく、ドラえもんやウルトラマンや、孫悟空とかそういうヒーローもの。

まだやってるし、これからもやりたい。

ロックごっこ。

どこまでやれるか、じゃない。

好きなだけやるんだ。

まだ、ドラえもんが大好きなように(笑)