こんにちは、平井早紀です。
今回は、ミスiDというコンテストをここまで進んできた私を眺めて、お話ししていこうと思います。
ミスiDに出ると事務所に相談したとき、まず言われたのは「向いてないと思いますよ」でした。
そう言われた時はなぜ向いてないのかわからなかったのですが、
エントリー時の資料を作るうちに向いてなさを実感していきました。
ミスiD。
アイデンティティを強く持った女の子たちの集う天下一武道会。
たくさん壁にぶつかって、挫折もして、それでも「それも含めて私！私のままで闘ってやる！」っていう勢いのある女の子たち。
それに比べて私は壁にぶつかって挫折して、
もう失敗しないように、
傷つかないで済むように、
嫌われないで済むように、
完璧にできないことには手を出さず、
誰よりも自分を傷つけよう、
嫌われる前にいなくなろう、
無自覚でしたが
そんな生き方をしてきたのですから。
アイデンティティも自信もあったもんじゃない、優等生気取りの落ちこぼれである私に気づきながら、なんとか書類を書き上げ、
合格をいただきカメラテストへ。
自己PR動画での決意表明はいつかの投稿でもお話しした通り、
どうしたら変われるのかまだわからないけど変わってみせる！
と叫んだ、私の挑戦でした。
もとより自分へ厳しくありたい私は、言ってしまった以上、どうしても変わらなくてはいけませんでした。
じゃあ変わるってなんだ。
そこから考え続けたセミファイナル。
そしてそれが見えてきたセミファイナル。
最初はクタクタになりながら身を削って話したちあストも、
笑えなくて泣きそうだった自撮りも、
誤解されるのでは、否定されるのではとビビりながら綴った言葉も、
少しずつ少しずつ、大切に受け止めてくれる人たちに出会えて、
たくさんの方々の声を力に乗り越えたセミファイナルでした。
そして今、ファイナリストとして私がやりたいことは伝えること。
だけどこれはこの先もずっと課題だと思います。
伝える難しさを知る毎日の中で、伝えようとし続けることが、私にとってなにか力になればいいな。
そう思っています。
平井早紀