殴り書きです。
 
わたしは、友だちがとても少ない
というより、ほぼいない。
 
今となっては
そりゃそうだろう
っていう生き方だけど
10代のアクティブで沢山の知人がいた頃から
友だちは知人とは違うって
 
パンクな考えは高校生の頃
ラフィンノーズのチャーミーが言った
「友だちなんか一生にひとりできればいいほう
 ひとりもいないことだってある」
って言葉がしっくりきて
 
今思えば
チャーミー20歳過ぎたばっかだから
チャーミーもガキんちょだったんだけどさ
 
引っ越し転校が多かったし
スポーツに音楽にと色々やって
ボランティア活動とか
とにかく人との出会いは多くて
テンションあげて中心的になっても
すぐに心から疲れてしまって
けだるい態度で心配させてきた
 
だんだんとひとりで行動するようになったけど
それでもアクティブだったのは無理があったと思う
 
血がつながっていても
一緒の環境で育っても
腹が立ったりケンカもするから
他人なんかそりゃ当たり前で
 
恋愛とも違って友だちってのは
わたしにはめんどくさかった
 
あーもう嫌だってなると
バツっと縁をきって
その繰り返し
 
それが変わったのは、
友だち歴最長のJUDYと出会ったことだな
 
「あたちがめんどうみてる
 あいつのことよ」
 
出会いは音楽の場面
ガールズグループをやるにあたって
衣装や写真の構図を研究しようと検索し
当時JUDYが運営していたガールズグループの
ウェブサイトにたどり着いたこと
 

図抜けたデザインセンスにびっくりしたんだ

膨大な時間をかけて色々検索したけど

他とはくらべものにならないポップさで

 

クラシカルなフリーフォントをD/Lすることも

そこで知ったんだよなぁ

 

古い音楽やファッションなんかが好きじゃない人には

どう映るのかしらんけど

わたしやわたしのバンドメンバーたちは

とにかくみんなビックリしたんだ

 

わたしは「雑過ぎる、1mmずれてる」って

怒られたり直されたりする所謂「詰めが甘い」ひと

だから、わたしにその才能があれば

わたしが作りたかったのはコレだ!

ってビシーッとはまった

 

JUDYには知らなかった曲やグループも教えてももらった

わたしはバンドマンで

パンクやパブロック、ロカビリー

偏っているんだけど

それでも子供の頃から好きな

オールディーズやガールズグループについて

もしかしたら日本一詳しいJUDYに

穴をうめてもらった

 

JUDYは生い立ち起因のことで苦しんでもいたから

当時わたしがやっていた

生い立ちや心の底を吐き出すサイトにくるようになり

好きな映画や子供の頃聞いていた音楽

とんちきな独自ファッションまで何故かおんなじだったと判明

昭和歌謡が大好きなこととかさ

 

知り合ってからも

遠隔操作みたいに同じことをやっていて

お互い真夜中に目が覚めて眠れなくなって

花田少年史を見てるって時に

「同じものが映るテレビ?!」

なんてしょっちゅう言ってた

 

影響を受けたことは他にもあって

たとえば、わたしは高校生くらいから

カジュアルなファッションをすることがなくなって

制服以外は奇抜だったりド派手だったり

その時その時で変なことを思いついてやってたけど

この西武園ゆうえんちロケでのJUDYを見て

これまたカルチャーショック

髪をクシャっと適当におだんごにして
ロゴ入りスウェット(トレーナー)
白いテニスシューズっぽいスニーカー
アンクルソックス
確か下は白っぽいデニムだったと思う
 
めっちゃカジュアルで
本人は寝坊したと言ってたし
確かに頭はぐちゃぐちゃだったけど
 
アンクルソックスみんな履いてたけど
わたしの中ではナイものだったんだ
 
ちなみにこの時のわたしは
きっぱりすんごいスカイブルーのワンピースに
白いスカーフをヒーロー巻きして
白いロングブーツ
・・・で、缶のお茶を飲んでるわけ
 
なんか、そういう感じもいいなぁってなって
そこからだいぶカジュアルになった
 
テキ屋ファッションとかチンピラ?
って言われてたけど
(さすがに今は地味になりすぎたから
 これは反省して心をいれかえる!
 離婚して15年くらい黒髪にしていたけど
 心をいれかえて緑色にしよう!)
 
あ、そうそう
ベリーショートも似合うんだよな
わたしは髪が太くてかたいから
小さい頃母親の虐待の一部で
ほぼ坊主だった時も毛が立って
スポーツ刈りみたいだったからダメなんだ
 
わたしたちも歳をとって地味になり
もともとアクティブではないのに
無理していた反動で
いまや猫だけの世界が大好きになり
実はもう10年以上会っていない
 
ついこないだ
そうだった!ふたりともこうだった!
と思う出来事があり
相当やばいなって
 
ずーっと昔、ふたりでそれぞれ
二人分を占って教え合うってのが流行ってる時
わたしについての「限度が凄いのです」みたいな文章に
JUDYが爆笑していて
あーわたしってそうなんだな?って思ったんだけど
 
最近さ、漫画を送ったんだよ
 
それがさ、クロウマン全3巻はいいとして
 
「マカロニほうれん荘」「バイクメ~ン」
を同じく読んでいたJUDYに
昼休みにでも読んでほしいと
セブン☆スターを送ったんだ
 
でさ、全然なんとも思っていなかったんだけど
受け取ったJUDYから
「ちょいちょいちょいちょい」滝汗
ってLINEがきて
その冊数に凍りつかれたわけ
 
セブン☆スター9巻
SEVEN STAR MEN SOUL7巻
セブン☆スターJT8巻
 
その時初めて気付いたけどさ
そりゃびっくりするよね!
買取査定か?!ポーン
と思うレベルだよね!
 
言われるまで気付かなかったんだよ!!
そのことに!!
 
限度が凄いってこのことか!!
 
そんでさ
さらにあいつが凄いのはさ
昼休みに
「まだ誰が誰やら分からんちん」
って写真送ってきたんだけど
それがJT①巻なんだよ
 
え?!
誰が誰だか分からないで16冊読んだの??
粘り強過ぎる!!!
 
っていうか、
16冊読んだのに
誰が誰だか分からないの???滝汗
心配になってきたんだけど・・・
 
そしたらさー、
急いで家を出る時に
①巻をパッとつかんで出たから
セブン☆スター①巻と
間違えたんだと
 
そんでもって
いきなり終盤から読み始めて
キャラどころか話も分からないだろうに
「近頃の若者の漫画はこうなのか??」
と読んだんだって
 
凄すぎる!!!ニヤニヤ
 
声だして涙流して笑っちゃったよ
 
おい~~~~
 
そういえば
お台場にお笑い番組観覧行った時
 
わたしの記憶
→JUDYがわたしのバッグから
いきなりバッとハンカチを無言で奪い取って
ジーーーっと30秒くらい無言で見て
無言でバッグに戻した
それについて終始一言も言葉を発せず真顔
バービーのハンカチだった
 
JUDYの記憶
→わたしが「タオルハンカチもってるのは
おばさんぽい」と言った
→ので、すぐタオルハンカチを全部捨てた
 
どっちもやばすぎる・・・
心で思ってもそんな失礼なことを口に出して言っていたとは・・・
我ながらびっくりだ・・・
 
それは、失礼しました・・・
 
どっちも現実にあったことに違いない
どっちが先だったのか分からないけど
同じ日の出来事
 
わたしたちの性格からいくと
JUDYがハンカチを見つけてサッととって
無言で戻した後
そのハンカチについてわたしがベラベラ話して
その流れでタオルハンカチがおばさんぽいとか
とんでも失礼発言をしたんだだろう
 
それでもこうやって20年以上
癌になった時も感じたし
チャーミーが言ったように
一生にひとりも出来ないかも
っていうくらい
やっぱり友だちは知人とは違う