デュピクセントというアトピー性皮膚炎の新薬が一月に承認されましたビックリマーク


アトピー性皮膚炎の病態形成に関係する
IL-4.IL-13という物質の受容体の抗体で、情報伝達を阻害し、炎症を抑制します


また、アトピー性皮膚炎の発症には
フィラグリン(保湿タンパク)遺伝子の変異
➡︎バリア機能の低下が関わっていますが


デュピクセントには、フィラグリン遺伝子の発現を回復させる働きもあります。


ステロイド外用薬治療で改善が難しい
中等度から重症のアトピー性皮膚炎の症状を改善させます


二週間に一回の皮下注射です💉


副作用は、注射部位の反応、頭痛、アレルギー性結膜炎、感染症、過敏症など


生物学的製剤ですので、大学病院などで行う治療にはなりますが


皮疹のコントロールが難しかった症例に
選択肢が増えたことは朗報ですねウインク

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