社会保障と税の一体改革関連法案は参議院に場を移し議論が続いている。法案が衆議院を通過したので少し緊張感が途切れたのか、民主党内からは早くも採決先延ばすかのような発言が聞こえてくる。解散を先延ばししたい思惑が見え見えだ。そもそも3党合意は、政局よりも政策を優先し、自民、公明、民主が「決められる政治」に舵を切ったシンボル的な法案だったはず。それなのに、政治生命をかけると明言している野田首相が、法案が成立する前に、この法案以外にあれもこれも通したいと言い出しては、再び政局モードに後戻りしてしまう。「一生のお願い!」は何度もするものではない。

続きはこちらから→ http://bit.ly/PPpfR4