昨日の深夜、亀井静香郵政・金融担当大臣が辞任した。そして、同じ国民新党の自見幹事長が後任に納まるという理解できない人事が行われた。所信表明もしていない段階での閣僚交代は明らかに異常。亀井大臣は何に対して責任を取ったのか不明確だが、連立を維持するというのも解せない。言うまでもなく、国務大臣は持ち回りの名誉職ではない。郵政関連の票を確保したいという見え見えの選挙戦略だが、今回の人事は、世界に対して日本が金融の優先順位を下げたという誤ったメッセージを与えかねない最悪の人事だといわざるを得ない。
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