昨晩、経済界の友人達と話していて、現在の景気の状況と見通しについて楽観できないことを再認識した。原油や穀物など輸入品の価格高騰に伴う物価上昇の傾向もあるが、GDPデフレーターで見ても日本はデフレから脱却していない。また、デフレの下での景気回復は、「実感なき」と言われるほど勢いがない。都内のマンションの在庫が1万戸を超えたと言われているが、価格下落を見込む消費者の触手は動かない。また、資金繰りに耐え切れない業者が半値以下で同業者に投売りしているケースもあるらしい。一方、賃貸住宅の需要は堅調なので、それなりの利回りも期待できそうだが、買い手に対して金融機関は冷やかなようだ。
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