今回の日銀総裁人事に関しても、国益を考えれば有り得ない事態だ。反対のための反対、与党を窮地に追い込むだけの戦略では、民主党は永久に政権与党にはなれない。私の場合は、「ねじれ」という言葉からドーナツを一番に思いつくが、通常はねじれたネクタイ、ねじれた根性などネガティブな文脈で使われることが多い。今回の事態で、「ねじれ国会」という言葉には、間違いなく悪いイメージが定着した。しかし、この先解散総選挙や参議院選挙を経てもねじれ解消は容易ではなく、ねじれが常態化する可能性さえある。また、このまま政党が党利党略に走り、自分本位の議論しかせず、大局的な視野に立つことができなければ、ねじれは政治の死を招くのではないか。
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