政治は生き物なので予想不可能なことが多いが、歴史を振り返っても前向きなエネルギーが物事を動かしてきたことだけは間違いない。政策論なき政局国会を打開するためには、先ず政策の方向性を定めることが肝心だ。構造改革路線の検証、格差論への対応等が総裁選の主要論点になるはずであり、それは政策議論を深めるチャンスでもある。ここに来て、構造改革に対する議員間の温度差が顕在化しているが、私は構造改革路線支持を明言したい。小泉首相は、賞味期限が切れていた自民党を改革政党に変えた。その上で、少子高齢化、厳しい財政、国際競争力低下等による閉塞感に覆われた日本の生き残りを改革路線に求めた。最近は、構造改革の陰の部分ばかりに焦点が当たっているが、構造改革が日本の生命線であることは変わらない。
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