沖縄県議会議員選挙の結果は、与党の惨敗。沖縄県政与党は22議席で過半数を割ってしまった。新聞等では後期高齢者医療制度に対する有権者の批判が影響したとされているが、敗因はそれだけではないと思われる。建築基準法改正の影響で、着工件数が激減し、建築業界は喘いでいる。また、暫定税率失効によって20年度の予算執行の遅れは、公共事業依存率が高い沖縄経済に大きなダメージを与えた。本来、与党にとって味方であるはずの業界も選挙どころではなかったはずだ。結果としては、色々なマイナス面がトータルで与党に対する逆風になったのではないか。その時々のマスコミ報道に影響を受けやすい世論や瞬間的に喚起される不平・不満は、与党が受け止めるのが宿命だ。
続きはこちらから → http://www.hirataku.com/blog/index.asp