以前の投稿で触れたが、今回は自分がメインでプレイしているブラウザゲームを取り上げてみようと思う。自分が相当額の課金を行っているゲームはDMM GAMES提供の「御城プロジェクト:RE ~CASTLE DEFENSE~(以後城プロ:REと略)」である。

 

このゲームは同じDMM GAMESが提供している「艦隊これくしょん(艦これ)」と同様、擬人化ゲームの一環で、日本や世界各地(架空含む)に存在する・した城郭・宮殿・要塞等を美少女に擬人化(ゲーム内では城娘と呼称)したもので、ゲームジャンルとしては「タワーディフェンス」と「育成ゲーム」の要素を取り入れている。

 

プレイヤーは「殿」として城娘と共に敵に立ち向かうというオーソドックスなストーリーで、兜や妖怪、そして日本の戦国時代や海外の武将をモチーフとした大将兜等と戦う。

 

登場する城娘は、元ネタとなった城郭の歴史や特徴がイラストや台詞等に反映されている。またそれらの城娘を収集するというコレクション要素も含まれている。

 

本ゲームはPC用各種ブラウザの他に、Google PlayやApp Storeからもアプリとして提供されている。またAndroid専用DMM GAMESでも提供されている(ゲーム内容はブラウザ版と同一)。どのプラットフォームもゲーム内容は同一だが、アプリ版では城娘のグラフィックに修正が加えられており、主に立ち絵や大破絵の際どいと思われる部分(胸の谷間や下着表示等)がマイルドに修正されている。

 

DMM GAMESは所謂成人向けゲームを提供している関係で、18歳以上でなければアカウントの取得が出来ない。城プロは一般向けゲームに分類されるが、成人向けゲーム程過激な表現ではないがそれなりに際どい画像はある(例としてはプラハ城の大破シーン)。またガチャを回したり霊力を回復するのに必要な「霊珠」というアイテムはプラットフォーム毎に独立していて共用は出来ず、受け取ったプラットフォームで消費する必要がある。霊珠の色はプラットフォーム毎に以下の色で区別されている。

 

ブラウザ・Android版DMM GAMES版 紫

Google Play版 緑

App Store版 ピンク

 

また購入した霊珠には購入日から180日の有効期限が設定されており、期間を経過した霊珠は消滅するので注意が必要である。 

 

城娘は「武器」と「地形」による分類に加え、レア度(ゲーム内では星の数で区別)での区別がなされている。レア度は★1から★8までに分類されており、最上位の★8は現在ガチャ(ゲーム内では招城儀式と表記)では排出されず、既存の★7城娘をアップグレード(ゲーム内では改築と表記)することで入手する。

 

ゲームはマップ毎に設定されている「霊力」という数値を消費してマップに入る。この霊力は現在の殿レベルに応じた上限が設定されており、霊力の回復には時間経過による自然回復(5分毎に1回復)か、霊珠1個又は霊力回復剤1個を消費しての回復(現時点での最大霊力分回復)になる。霊力の上限値は999で、霊珠・霊力回復剤で回復した場合は上限値を超えても回復されるが、999以上は回復しない。また霊力が上限値に達しているか超えている場合は自然回復が無効になり、霊珠・霊力回復剤は使用出来ない。

 

城娘はゲームマップ内の「気」という数値を一定数値消費することでマップ上に配置し、自らを巨大化し、巨大化最大で特技が発動し、計略を発動して敵を倒す。武器種によって配置・巨大化・計略使用に消費する気の数値が決まっており、またレア度によって巨大化可能な回数も決められている。城娘は巨大化を行う度に各種ステータスの数値が上昇し、武器種によっては巨大化する度に特技が発動する。また巨大化の度に耐久値(他ゲームのHPに相当)が最大値の50%程回復する。

 

城娘の耐久値が0になると大破となり、専用のグラフィックが表示され、一定時間再出撃が出来なくなるペナルティが発生する。またそれまでの巨大化した回数が蓄積されているので、再出撃の際には巨大化回数に応じた気を消費する。

 

城娘は武器種によって近接と遠隔で分類されており、2021年9月16日現在実装されている武器種は以下の19通りとなる。記載している内容は通常状態での能力で、装備する武器や自身や他の城娘の特技・計略発動効果により、その都度内容は変化する。

 

近接武器種(自分の近くの敵を攻撃、ゲームマップ内の赤か赤青マスに配置)

 

刀 鎚 槍 盾 拳 鎌 戦棍

 

遠隔武器種(遠くの敵に攻撃、ゲームマップ内の青か赤青マスに配置)

 

弓 石弓 鉄砲 大砲 法術 杖 鈴 歌舞 祓串 本 

 

遠近武器種(両方の特性を持つ、ゲームマップ内の赤/青どちらのマスにも配置可能)

 

投剣 鞭

 

各武器種の特徴は以下の通りとなる。射程の数値は初期値になる。

 

近接武器種

 

刀 射程:150 武器の付け替え:可能

 

ゲーム中ではオーソドックスな武器種で、同時に2体の敵に攻撃が出来るが、敵を足止めすることは出来ない。各種ステータスの数値は平均的で、突出した能力を持たないが、総じて扱いやすい。武器の種類や地形属性、城娘の数やレア度が豊富に揃っている。

 

鎚 射程:100 武器の付け替え:可能

 

近接武器種の中では攻撃・防御・耐久の数値が高く、敵1体に攻撃し、その周囲に衝撃波によるダメージを与える。近接武器種の中では配置や巨大化最大化に要する消費コストが最もかかるが、それに見合うだけの能力はある。刀と同様に敵を足止めすることは出来ない。また攻撃速度が遅く、射程が短い。

 

槍 射程:200 武器の付け替え:可能

 

鎚とは真逆で、攻撃・防御・耐久は劣るが攻撃速度が速く、射程は近接武器種の中では最大になる。敵1体に攻撃し、その直線上の敵にもダメージを与える。敵の足止めは出来ない。また配置や巨大化最大化までに要するコストが全武器種中2番目に低い。

 

盾 射程:90 武器の付け替え:可能

 

耐久と防御に優れ、敵2体に攻撃しつつ、2体の敵を常時足止めさせる。文字通り味方の盾に徹する能力だが、射程が拳と同様全武器種の中で最も短く、攻撃も槍以上刀未満となっている。

 

拳 射程:90 武器の付け替え:不可

 

耐久と回復の数値が高く、敵2体に攻撃し、内1体に3連続攻撃を行う。攻撃間隔が短いため、実質的な火力は全武器種の中で1・2を争う。反面耐久と回復以外の数値が低く、射程も盾と同様最も狭い。また3連続攻撃のため攻撃モーションが長い(攻撃後の隙は短め)。武器は固定で、着脱不可。

 

鎌 射程:180 武器の付け替え:可能

 

城プロ:RE5周年に合わせて実装された武器種。能力としては攻撃は鎚に次いで高く、射程も槍に次ぐ。また他の城娘にない大破特技を所有しており、大破する事で敵や味方に様々な効果を発動する。またその特性から大破扱いにならないので、マップクリア時の特別戦功に「城娘の大破なし」があれば、例え大破してもカウントされない。

 

また鎌の城娘は巨大化毎に敵の防御を無視して攻撃する割合がアップする(巨大化0の時点で10%、巨大化1回毎に18%アップするので、5回巨大化が可能な★6以上の城娘は巨大化最大化で敵の防御を完全無視して攻撃出来る。4回までの場合は82%になる)。欠点は大破特技を有する特性上防御が低いのと、他の城娘と比べると実装数が少ないのと、武器の種類が少ない事。

 

戦棍 射程:140 武器の付け替え:可能

 

読み方は「せんこん」。2021年8月31日に実装された武器種で、現時点では最も新しい武器種。敵1体に攻撃し、敵2体を足止め出来る。耐久と防御は盾に次いで高いが、攻撃が近接武器種では一番低い(但しレベル125になると槍と拳よりは攻撃値は高くなる)。消費気は鎚と同じで近接武器種の中ではコストがかかる。また一定時間毎に味方を回復させる特殊攻撃を発動する(内容は城娘毎によって異なる)。

 

特殊攻撃のゲージは経過時間によって蓄積され、最大値になると自動発動する。ゲージの蓄積に攻撃速度や回数は関係ない。この辺りは鞭の特殊攻撃と同じで、鞭の特殊攻撃同様、自分の好きなタイミングで発動させることが出来ない。また攻撃射程と別に回復射程を持っており、特殊攻撃時の射程に倍率が適用され、回復射程は射程上昇効果と重複する。回復能力は素の攻撃力が低いので、歌舞より低い。実装数は2021年9月16日時点ではブダ城1人のみ。

 

遠隔武器種

 

弓 射程:280 武器の付け替え:可能

 

攻撃範囲が広く、飛行する敵に対しては攻撃力が1.5倍になる(与えるダメージが1.5倍になる訳ではない)。消費コストも軽いが、耐久・防御が低いので、油断するとすぐ大破してしまう。

 

石弓 射程:260 武器の付け替え:可能

 

攻撃範囲は弓に劣るが、その分耐久・防御の数値が高く、消費コストも弓に次いで低い。攻撃力や攻撃速度もある。ただし他の遠隔武器種にある特殊効果は所持しておらず、耐久・防御が高いといっても近接武器種よりは劣るため、油断すると大破してしまうので注意。

 

鉄砲 射程:340 武器の付け替え:可能

 

大砲と共に武器種中最大の射程があり、攻撃も高い。また攻撃した敵を後退させるノックバック性能を有する。このため中ボスや大将兜の進軍速度を遅らせる効果がある。欠点は消費コストの高さと、攻撃速度の遅さ、そしてノックバック特性による集団の敵に対する殲滅力の低さ。また一部の大将兜や海外の敵にはノックバックが無効になる。

 

大砲 射程:340 武器の付け替え:可能

 

鉄砲と共に武器種中最大の射程を誇り、攻撃も高い。また着弾した周囲に巻込みダメージを与える。また攻撃が直撃した敵には攻撃ステータスの50%分の攻撃力ボーナスを加えたダメージを与えられる。欠点は消費コストが全武器種中最大なのと、攻撃速度が遅いため小回りが利かない点。

 

法術 射程:250 武器の付け替え:可能

 

敵1体に防御無視の攻撃を行い、移動速度を低下させる効果を付与する。防御無視攻撃+移動速度低下は、通常なら倒すのが厄介な敵(防御と耐久力が高い)には効果的で、更に進軍速度も低下させられる。欠点は射程がやや短いのと、素のステータスが低い点。また発射モーションから着弾までにタイムラグが存在する。

 

杖 射程:250 武器の付け替え:不可

 

法術と同様に敵の防御を無視する攻撃を行う。法術より攻撃の数値が高いが、移動速度低下効果は無い。また発射モーションから着弾までのタイムラグが存在しない。杖は巨大化最大時に一度だけ特技効果が発動するが(特技の説明欄で一度だけ~という記載部分)、戦闘時1回だけの発動なので、タイミングよく発動させる必要がある。またその特性から浜松城の特技(対象の城娘の特技を発動させる)との相性が悪く、初心者には使いづらい武器種。

 

鈴 射程:320 武器の付け替え:不可

 

射程内全ての敵に攻撃に比例した防御無視のダメージを与え、巨大化を行う度に特技効果が上昇する。射程は広いが敵単体に与えるダメージは低いため、レベルを十分に上げなければ序盤の敵さえ倒せない。また足の遅い敵も苦手としている。攻撃速度を上昇させれば与えるダメージが増えるので、攻撃速度上昇効果を有する歌舞との連携が重要になる。また杖同様ややクセのある武器種。

 

歌舞 射程:300 武器の付け替え:不可

 

射程内の城娘と殿の耐久を回復しつつ能力強化を行い、同時に妖怪にダメージを与える。射程内であれば、敵・味方の数に関係なく効果や性能が低下することはない。また鈴同様巨大化の度に特技効果が上昇する。回復効果は攻撃力に依存する。なお蔵やトークンは回復できない。RPGで例えればヒーラーとバッファーの役目。

 

祓串 射程:260 武器の付け替え:不可

 

読み方は「はらえぐし」。敵1体に防御無視の攻撃を行うと同時に、味方1体の耐久を回復させる。内容的には法術と歌舞を合わせたものだが、法術との違いは攻撃が低く、移動速度低下効果がない点で、歌舞との違いは回復が1体限定で「射程内で耐久割合が一番低い」対象を優先する特性があるのと、妖怪相手にダメージを与えることも出来ない。特技や計略で「対象が○体増加」とあれば、双方のアクションで記載された数だけ対象が増加する。

 

本 射程:270 武器の付け替え:不可

 

自身は一切攻撃を行わず、味方の支援と敵の妨害を同時に行う。一度配置すれば後は一定時間経過すると自動的に巨大化する特徴があり、特技も巨大化の度に発動する。また気を消費せずに計略が発動でき、再使用時間も短いという特徴がある。気の消費が配置時のみなので、全武器種でもっとも消費コストが低い。計略は使用回数制限があるが、巨大化の度に使用回数が2ずつ増加する。撤退や大破したら巨大化の経過タイムはストップし、再度配置したら途中経過からカウントが再開される。また本の城娘は全員「編成特技」を有しており、部隊に本の城娘を編成してマップに出撃させると、それぞれの編成特技が発動する。

 

遠近両方武器種

 

投剣 射程:220 武器の付け替え:可能

 

常に複数の敵を攻撃するが、装備する武器によってその数や特性を変化させることが出来る。赤・青両方のマスに配置出来、射程は槍以上、法術・杖未満。攻撃は遠隔属性だが、弓のように飛行する敵に対する特殊効果はなく(装備する武器や特技・計略によって変化する)、また飛行敵への優先攻撃もない。近接・遠隔両方の特徴を有しているので、遠近両方のバッファ効果が受けられ、施設も遠近両方の施設が装備出来る。万能感があるが攻撃や耐久といったステータスが低い。武器による攻撃対象数の違いは以下の通り。

 

円輪:敵2体に攻撃する。攻撃対象数は少ないが、攻撃の数値が高い。

短剣:敵3体に攻撃する。弓と同様飛行敵に対する攻撃が1.5倍になる。

苦無:敵4体に攻撃する。

手裏剣:敵6体に攻撃する。攻撃対象は多いが、攻撃の数値が低い。

 

鞭 射程:190 武器の付け替え:可能

 

敵3体に攻撃し、攻撃回数が一定値まで溜まると特殊攻撃を発動する。投剣と同様赤・青マス両方に配置出来、バッファ効果や施設の装備といった特性も投剣と一緒になる。攻撃属性は近接属性になり、投剣より射程が劣る。特殊攻撃は攻撃回数に応じてゲージが溜まり、ゲージが最大値になると強制的に発動し、ストックしたり自分の好きなタイミングで発動させることが出来ない。またこのチャージは攻撃回数に準ずるので、マルチロックの対象内に敵が3体いてもチャージの蓄積量は一緒。チャージ蓄積量と攻撃回数は城娘毎に決まっている。また本と同様に編成特技を有している。

 

2021年9月16日 文章の加筆・修正

 

 

取りあえず勢いに任せて書いてみた。まあこの次は別の話題に移るつもりなので、ひとまずリネージュⅡの話はこれで打ち止めとしたい。

 

このゲームには様々な装備品が存在するが、中でもひときわ異彩を放つのが「竜武器」と呼ばれるアイテムである。

 

リネージュのバックストーリーはとても長いので、興味のある方は公式サイトで確認していただきたいが、簡単に説明すると、グランカインとアインハザードという二人の神が存在し、その間に産まれた子供の中にシーレンという女神がいた。父のグランカインはシーレンを誘惑し、子供を身籠らせたのである。これに怒った母のアインハザードはシーレンから水の女神の地位を剥奪し、大陸から追放した。シーレンは暗い森の奥で両親を憎み、怒りと呪いと痛みに耐えつつグランカインの子供を出産する。こうして生まれた子供達は成長すると神に抗う鬼神となり、特に最も強い6体のドラゴンはそれぞれの属性を受けた。そのドラゴンは以下の6体になる。

 

地竜アンタラス

火竜ヴァラカス

風竜リンドビオル

水竜パプリオン

光竜アウラキリア

闇竜スケルス

 

ちなみにリネージュⅡのゲーム内で実装されている竜は上記の光竜と闇竜を除く4竜で、その竜の名前を冠した武器が竜武器である。

 

他の武器と一線を画す見た目と、まるで昨今のPCのようにピカピカ光るド派手なエフェクトで、その存在感を必要以上に強調しているが、見た目もド派手なら性能もド派手である。

 

この竜武器には4段階あり、一番下の欠片と呼ばれる物はエフェクトも地味で、特殊効果もないただ攻撃力と魔法力が高いだけの武器だが、2段階目の一般にアップグレードすることで大幅な強化がなされる。更に3段階目の上級にアップグレード後、最終段階である最上級と呼ばれる武器になる。

 

火力があるのなら、欠片武器でも十分じゃないかと思われるが、このゲームは武器で例えるのであれば「属性」「魂吸収効果」「精錬オプション」「強化値」という部分が重要になり、例えば武器ならどの攻撃属性(火・水・風・地・聖・闇)が付与されていて、その数値(300から450、竜武器は欠片はなし、一般が500、上級以上は999)はどれだけあるか。魂吸収効果は何が付与されているか、精錬オプションはどういったのが付与されているかといったトータル性能が重視されるため、何の攻撃属性も付与されておらず、各種効果も付与されていない・出来ない武器には価値がなく、ただ装備して見た目を楽しむ趣味武器の扱いになるのである。ちなみに通常の武器・防具・アクセサリー類は強化スクロールというアイテムを用いて強化値を上げることが出来るが、失敗すればそれらのアイテムは消失してしまう(今は救済措置として、強化に失敗しても装備品は失われない/強化値が少し下がる等のアイテムがある)。ちなみに一般武器(ヘリオス・クリシュナ)は強化値によっては、攻撃力・魔法力が竜武器より上回るケースがあり、竜武器はアップグレードによる数値強化以外での強化はできない(魂吸収効果や精錬オプションは付与可能)。

 

最上級まで来ると攻撃力や魔法力、特殊効果もてんこ盛り状態になり、ただでさえド派手なエフェクトも一層派手になる。ただここまでアップグレードするのには洒落にならないぐらいのリアルマネーが必要になってくるのである。

 

まず欠片から一般武器にアップグレードするのに必要なアイテムは以下の通りである。なおアップグレードに必要なアイテムが変更になったため、ここでは現在のアップグレードアイテムで紹介する。

 

竜武器の欠片:1

ドラゴンの爪:60

エルシウム:500

巨人のエナジー:2,000

ジェムストーンRグレード:105,800

 

次に一般から上級へアップグレードするのに必要なアイテムは以下の通り。

 

竜武器一般:1

ドラゴンの爪:60

エルシウム:1,771

巨人のエナジー:6,800

ジェムストーンRグレード:255,830

 

最後に上級から最上級にアップグレードするのに必要なアイテムは以下の通り。

 

竜武器上級:1

ドラゴンの爪:120

エルシウム:5,067

巨人のエナジー:8,300

ジェムストーンRグレード:605,730

 

欠片から最上級にアップグレードするのに必要なアイテムの個数は以下の通りになる。

 

ドラゴンの爪:240

エルシウム:7,338

巨人のエナジー:17,100

ジェムストーンRグレード:967,360

 

このうち、巨人のエナジーとジェムストーン:Rグレードはギラン城の村(確認しているのが現状ここだけ)の雑貨屋で販売されている。ちなみにギラン城の村の雑貨屋の価格(税率5%)で購入した場合の必要アデナは以下の通り。

 

巨人のエナジー:983億2500万アデナ(単価:575万アデナ)

ジェムストーンRグレード:1兆3349億5680万アデナ(単価:138万アデナ)

 

価格だけ見れば莫大な金額ではあるが、アデナさえあればいつでも入手可能なので入手難易度は低めだが、問題なのが竜武器とドラゴンの爪、エルシウムというアイテムである。

 

まず竜武器については、実は毎月開催されているラッキーゲームというガチャのA賞に一般と上級が数種類ラインナップされており、運が良ければゲットできる可能性もあるが、自分の目当ての武器が入手出来るという保証がないため、一番早い入手手段は市場で購入することである。武器の種類や各サーバーによる人気・不人気や流通量によって相場に差があるので一概に言えないが、一般武器は数百億、上級武器は数千億アデナで販売されている。また欠片も販売されており、こちらは数十億と(このゲームにしては)比較的リーズナブルな価格になっている(言ったところで趣味武器の範疇なので、ここまでの価値があるかどうかは不明)。因みに「竜の鱗」というアイテム100個で好きな竜武器の欠片と交換できると記憶しているが、現在もそれが有効かどうかは不明。

 

次にドラゴンの爪だが、一応上記のドラゴンを討伐するとドロップアイテムとして2つ入手でき、討伐後のオークションで取引されたり、販売代行や露店で売られているケースもある。これもサーバー等で価格に差があるが、一番手っ取り早い入手法は「とにかくガチャにリアルマネーを注ぎ込む」事である。

 

リネージュⅡではガチャに注ぎ込んだリアルマネー分の「サンゴ」と呼ばれるポイントが付与される。このサンゴポイントを利用してドラゴンの爪を入手するのが一番簡単な入手法になる。ただし交換レートがドラゴンの爪10個で20万サンゴなので、240個をリアルマネーだけで入手すると480万円が必要になる。またこのサンゴポイントはそれぞれのガチャの実施期間前後での有効期限があり、有効期限内に使い切らないと無効になり、次回に持ち越せないという極悪極まりない仕様となっている。なおここに出している個数は欠片武器から最上級にアップグレードするのに必要な個数のため、一般や上級からスタートすればそこまでリアルマネーを注ぎ込む必要はないが、それでも現実に存在しない物品に対して支払っていい額なのかという疑問は大いにある。

 

最後にエルシウムというアイテムだが、これはガチャのD賞(一番当たるいわゆるハズレ・参加賞扱い)にラインナップされている他、いくつかのクエストをクリアすると報酬として入手できる。こちらはドラゴンの爪と違い、サンゴポイントで交換できるアイテムリストには入っていないため(自分がラインナップを見たのが2021年4~5月分なので、たまたま入っていなかったという可能性もある)、買取や露店販売にて地道に集めるしかない。

 

さて、ここまで読んであなたはこのゲームをプレイしたいと思いましたか? さわりだけプレイするのであればそこそこ楽しめるとは思いますが、本格的にプレイしたいと思うのであればそれなりの課金が絶対に必要になってくる。要は課金した金額によって楽しめる度合いが異なるのだ。またどんなオンラインゲームにも必ず何人か存在する超の付く廃人が存在する。このゲームも例外ではなく、彼らは当然のように毎月相当額を課金し、その結果、最高の装備品を揃え、常に高レベルでプレイを楽しんでいる。しかし彼らは今までシャレにならない額のリアルマネーを注ぎ込んでおり(それこそそこそこの車やちょっとしたマンション、地方の一軒家が買えてしまうくらいの金額)、かといってゲームプレイをやめてしまえば今まで注ぎ込んだリアルマネーが無駄になってしまうため、今ではただ惰性でプレイしているのではないのだろうか(あくまでも個人の感想です)。

 

別に自分の金をどう使おうがそれはその人の自由であり、他人が口出しする権利はない。それに注ぎ込んだ金額に見合うだけのモノが得られ、満足したのであれば、それはそれでいいことだと思うし、人によって考え方や価値観は違うので、一概にいい・悪いを論ずることはできない。

 

最後にこの言葉で締めくくりたいと思う。「ご利用(課金)は計画的にwww」。以上、長々と駄文にお付き合いいただきありがとうございました。次は何をテーマにするかは不明ですし、いつ投稿するかもわかりませんが、次に投稿するとしたら、現在自分がプレイしているプラウザゲームを取り上げたいと思います。

続けての投稿になるが(こういうのは勢いが必要だと思うので)、3回目は現在のリネージュⅡのシステムについて簡単に説明したいと思う。

 

17年という歴史の中、幾度となく行われた大型アップデートという名のシステムの大幅な改変(場合によっては改悪)を経た2021年現在のリネージュⅡはどうなっているのだろうか?

 

まず最大の変更点は自動狩りシステムの導入である。リネージュⅡにはマクロと呼ばれるシステムがあり、そのマクロに攻撃スキルやターゲット等を登録し、自動狩りのところに作成したマクロを置き、最後に自動狩りをオンすることで、後はキャラクターが設定したマクロに従って行動し、勝手に狩りをしてくれる。他の特徴としては、ドロップアイテムの自動取得やマナーモード(他のキャラが攻撃しているモンスターには攻撃しない)の設定もできるが、性能の高いシステムではないため、時折は様子を見る必要があるだろう(実際それでトラブルに発展したケースがあるため)。また職によってはマナーモードをオフにしている場合もある。

 

以前の自動狩りだとRTМ(リアル・トレード・マネー、ゲーム内の仮想通貨を現実のお金で売買する行為。殆どのゲームにて規約で禁止されている行為)目的の不正ツール使用として他のプレイヤーから忌み嫌われ、運営への通報対象になっていたが(運営に通報しても、テンプレ回答が返ってくるだけで、不正利用者が減った感覚はなかった)、現在は公式が正式に認めた行為なので、例えモニターの前にいなくてもペナルティーはない。またこのシステムによって、今までは苦痛でしかなかったレベルアップ作業から解放され、他の事が出来るようになった。

 

また有用なスキル(キャラクターを強化させるバッファスキル等)やアイテムは自動使用が可能なため、バッファであれば、強化スキルの効果が切れる前に新しくスキルが詠唱され、アイテムもアイテム使用欄に登録して自動使用をオンにすれば、効果が切れると勝手に使ってくれるようになった。

 

次に新規の育成が大幅に楽になった。現在、新規キャラクターなら1時間もあればレベル85になれるし、1日かければレベル100にも到達できる。リネージュⅡには転職というシステムがあり、以下のレベルに到達すれば上位職に転職が可能になる。

 

レベル20 1次転職

レベル40 2次転職

レベル76 3次転職

レベル85 覚醒

 

以前は転職の度に転職クエストと呼ばれるクエストが存在し、職によっては結構苦痛であったが、現在はどのキャラ・どの職を選んでも覚醒までは同じクエストを行い、画面に出てくる指示に従えば誰でも簡単にレベルアップと転職が出来る。以前は覚醒前の職にも様々なスキルがあったが、システムの改変によって殆ど削除され、覚醒のお試し版的なスキルのみになっている。

 

装備品についても2次転職が完了した時点で、一通りの装備品と消耗品が支給されるので、最初のうちはこういう部分に金をかける必要はない。

 

1時間前後で85に成長し、覚醒になった後だが、更に3つのクエストを完了させることでレベル100に到達し、ノーブレスという地位を入手できる。ノーブレススキルは戦争用のスキルが殆どなので、戦争をしない人にとっては、死亡しても強化魔法が消えないようにする「ブレッシング オブ ノーブレス」というスキルだけ認識すればいい。またレベル99から100になる際のクエスト場所の狩場だが、敵の攻撃や耐久等の難易度が上がるため、職によってはソロプレイが厳しい場合がある。この場合、血盟に入っていれば血盟員に助力を頼んだ方がいいだろう。

 

レベル100になると、エーレという一連のクエストが受けられるようになる。このエーレクエストはレベル別で受けられる6つのクエストから構成されており、以前はサブクエストをクリアしてメインクエストをクリアするといった面倒な手段を踏まなければならなかったが、現在では指定された狩場にいるモンスターを倒して指定個数のアイテムをゲットし、指定されたレベルに達すればクリアとなる。

 

またこのエーレ1次クエストをクリアすれば、職に合ったエーレ武器・防具セットが報酬として貰え、エーレ2次クエストをクリアすると1次クエストで貰った武器を強化するアイテムや各種装備品が貰える。一見すると大盤振る舞いのように思えるが、支給される武器・防具の性能はそこまで高くなく、レベル105以降のキャラクターや、高レベル狩場でのモンスター相手、選択した職によってはどうしても力不足になってしまう。一応公式で1900円支払えばこれより少し性能のいい武器・防具・装備品・消耗品セットが購入できるが、これにしても結局はレベルが上がってしまうと力不足になってしまう。またこれらのセットは一度開封してしまうと、別のキャラクターでは使えなくなるので注意が必要である。

 

また新規キャラクター作成後7日間はバイタリティゲージが消費されない状態になるので、頑張ってプレイすれば7日でレベル105に到達できるかもしれない(血盟に加入し、血盟員の協力を仰いだり、経験値が通常より多く獲得できるアイテムの使用が前提になる)。ついでに言えば、このゲームを本当に楽しみたいのであれば、最低でもレベルは107以上にしなければならない。また血盟に加入する必要があるのは、血盟には「クランアドベント」というスキルがあり、血盟レベルが高ければ高いほど、その恩恵(ステータスアップやバイタリティがある状態での取得経験値・SPの取得量アップ等)に預かれる。また血盟ミッションというクエストがあり、それを達成すればバイタリティ回復アイテムや高位スキル習得に必要なアイテム等を入手できる。血盟側にも血盟名声値が入り、これがなければ血盟レベルをアップさせられないので、いわゆるWin-Win状態になる。

 

用語解説

 

バイタリティゲージとは、ゲーム中のステータスで緑で表示される部分で、このゲージがあれば通常より多くの経験値とSP(スキルポイント、各種スキルを習得するのに必要なポイント)を得ることが出来るが、このゲージが0になると獲得経験値・SPの数値が大幅に低下。また敵から獲得できるアデナ(ゲーム内通貨)やアイテムのドロップ率や獲得量に影響が出る。これはパーティーや連合を組んだ場合、他のメンバーにも影響が出るため、ゲージのない人が大型ボスやレイドボス討伐に参加した時に、アイテム等でバイタリティゲージを回復させてほしいという要望が出される。バイタリティゲージは各村に滞在すれば、少しずつ(本当に僅か)回復し、毎日午前6時30分には1マス分(全部で4マス)回復、水曜日の定期メンテナンス明けには完全に回復する。またガチャや支給品からもバイタリティゲージを回復させたり、消費させないアイテムを入手することが出来る。

 

また育成に関係することだが、全ての職でイース系列(職の一つで、主にパーティーメンバーを強化するスキルを習得する)が使用するバッファスキル(補助魔法)が使用可能になった。自分限定という制約はあるが、最大でイースレベル99までのスキルを習得できる。自分はこれを見た時思わず「これ、イースいらなくね」と思ってしまったが、ここの運営が簡単にスキルを与える訳はなく、きちんとイース系列との差別化を図っている(しかも金という形で)。

 

自分専用(スキル名の頭にコモンが付く)のイーススキルの使用にはとにかくコストがかかるのである。まずイース系のスキル使用にはルーンストーンというアイテムが必要になり、まずポエム系がスキル一つにつき100個必要で、ポエム系は4つあるので合計400個、次にアンダンテ系はスキル一つにつき15個必要で、3つスキルがあるので合計で45個、レジスト系は一つにつき30個必要で、これも3つあるので合計90個、最後にハーモニー系のスキルは一つだが、スキル使用に250個必要になる。全てのイーススキルを使用すると、1回のバッファで合計785個のルーンストーンが必要になり、アデナに換算すると1回で36万1100アデナの経費が必要になる(ルーンストーンは各村の雑貨屋で販売されており、1個の価格は450アデナ。この金額はギラン城の村の雑貨屋にて購入(税率5%状態)した時の価格)。因みに本職のイースだとハーモニー系のスキル使用時のルーンストーン10個のみ。ただしイースドミネーターのみ各スキルの発動にルーンストーンが必要になる。これはイースドミネーターの補助魔法は血盟員全員にかかるという特徴があり、消費アイテム数は1人でも50人でも一緒になる。

 

第4回があるかどうかは知らないが、書く気があれば竜武器について書いてみたいと思う。あと書き忘れていたが、これはライブサービスの話なので、予めご了承いただきたい。