今年も天皇制とそれを擁護する勢力の愚劣さについて書きたいと思います
皇居での一般参賀の国民を前に、新年の挨拶をする天皇明仁(あきひと)氏 2013. 1. 2
それは今も鮮明な記憶です。
幼い頃から、特権階級が存在することが許せないたちでした。 そしてとうとう小学五年生の秋、教室や自宅周辺で「天皇制反対」と大声で唱えて回ったところ、担任教師に咎められ何時間も論争となりました。
以来、天皇・皇族とそれを擁護する勢力への反感は強まるばかりです。
これまで何度も書きましたが、天皇明仁(あきひと)氏と彼の一族を、巨額の国費を投じて保護すべき理由があるのでしょうか。
それに値する特別な価値が彼らにあるとは思えません。 生物学的にも我々と同じ人間であり、国家のために英雄的な行動をとったということもありません。
はっきり言えば皇室は凡庸・無能な人たちの集まりです。
歴史を見ると、天皇・皇族は、平安時代後半以降京都の片隅で細々と生き長らえてきたものが、幕末明治維新期に政権奪取を目指す勢力によって、軽くてパーな御輿として都合よく担ぎ上げられたに過ぎない存在です。
「日本は万世一系の天皇を中心とする世界で唯一の国家だ。」、「皇室の存在は日本の伝統文化そのものである。」・・・歴史的証明も科学的根拠もない「神武天皇以来万世一系」 という幻想に嵌った右派系の政財界・文化人の主張は、全く事実に反しています。 あまりにもバカげた見解と言わざるを得ません。
色々摩擦軋轢が生じましたが、それに懲りず今年も天皇・皇室にこだわってこのブログを続けたいと思います。
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