金融所得と社会保険料
「金融所得で社会保険料が増えるかも」と話題になっているようです。
現状の制度でも
「国民健康保険に加入している年金受給者や個人事業主等」が
「株式譲渡や配当等の所得を確定申告をした場合」は
国民健康保険料が増えることはありますが、
新たに社会保険料の対象として検討されているのは
「申告不要の金融所得」のようです。
↓参照/全世代型社会保障構築会議 より
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/001197739.pdf
実際に制度改正になったら
後から追加で納付書でも送ってくるのか、
所得税や住民税と同じように
証券会社で源泉徴収でもさせるつもりなのか、
年金受給者や個人事業主だけでなく
サラリーマンからも徴収するのか、
具体的な徴収方法や対象者等の
全体的なしくみはまだよく分かりません。
ちなみに資料P16には「金融所得」だけでなく
マイナンバーを利用して「金融資産」を
社会保険料の対象にすることも
検討しているようにもみえます。
これまた新たな火種になりそうですね。