現在東南アジアに滞在中です。
2週間なので、今回なるべく家のような環境を整えました。
今回は電話やスマホやパケ放題環境についてです。
海外や外出先からでも家のような環境が整えられれば、もういる場所は関係なくなります。
国を転々としても、国内と半々で住んでも。
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端末の問題
海外にいる時に不便なのが電話やスマホが使えない、あるいは使える場所が限定されることです。
正確にはお金が掛けるのならたとえば電話ならローミングで解決する、パケット通信なら海外パケット放題で対応する、といった解決策はあります。強引ですが。
でもこの方法をとると簡単に渡航費以上のお金が掛かってしまってとうてい現実的ではありません。
(一日3千円とか掛かりますので10日使えば3万円です)
まず海外居住者の方はこんな方法は取らないです。
通話の問題
かけ放題が必須になってその分基本料金が高くなっているのが今の日本ですが、海外からだと基本別料金です。
私はこの解決策として一番スマートかどうかはわからないですが、LINE電話や FaceTimeといったパケット通信系の通話でしのいでいます。
ローミングはかかっているので一度電話してもらってこちらから LINE電話などでかけなおすというやり方です。
問題なのは通信環境
実は問題なのはここではありません。
そもそも Wi-Fiか LTEあるいは 4Gレベルの高速通信環境がないと貧弱過ぎて通話他うまくいかないのです。
今までの私は Wi-Fi環境がある場所に特定してこの問題に何とか対応していました。
そのためにホテル選びからやっています。
ただこの方法だとやはり長期滞在になってくると不便で迷惑をおかけします。繋がる場所が限定されるからです。
そこで今回私は重い腰をあげて現地の通信環境で解決することにしました。
使い慣れた端末が使えない問題
通話と同じ問題を抱えているのがパケット通信といつも使っているスマホなどが Wi-Fi接続環境以外では使えない点です。
根源的な問題は、Wi-Fiは世界共通の規格なので Wi-Fiに対応しているノートパソコンやスマホやタブレットなら世界中どこででも使えるのに、ローカルな通信環境だと規格が乱立していて、さらに日本では SIMロックというみっともない問題があるからです。SIMロックなんて他の国ではあまり見かけません。日本国民として本当に恥ずかしい。
使い慣れた端末を使えるようにする
私はこの解決方法として、現地通信規格に対応した SIMフリーのスマホを購入することにしました。
具体的には、私は日本の SIMフリーも両方使える dual SIMフリー端末を購入しました。
私が購入したのは以下です。
Amazonなどで売っています。
XPeria E1 dual D2105
日本の格安 SIMと海外の多くの SIMを同時に挿して使える優れものです。
現地で買うより日本で Amazonから買う方が安いです。
もっと安い dual SIM端末もあります。
それから日本語が使える端末は SONY以外ほとんどありませんのでここも注意してください。
初期状態では日本語は使えないので Google日本語入力などをダウンロードして使えるようにします。結構こういうのって面倒ですよね。
実際に使った感想は、解像度と画面の大きさの問題からか、メールを打つなどは大変やりにくく、iPhone5, iPhone6の替わりになりえるものではありませんでした。
ただ、この D2105しか使えなかったとしても何とか電話もメールも日本語でなる最低限の環境はあると思います。
デザリングが全て解決する
そもそも私の狙いはここではなく、デザリングにありました。
現地の高速通信環境を現地の規格で使えれば、後はその端末をデザリングで親機にしてしまえば、後は自分の使い慣れたスマホなりタブレットなりノートパソコンが現地の通信環境を通して使えることになります。
なんでこれをもっと早くやらなかったのか?というと、現地の端末は持っていたのですが英語表記で画面が小さくて使いにくくほとんど現地ローカルの通話でしか使っていなかったのと、そもそもデザリングがない端末だからでした。
(タイでは5千円以下の安い携帯も売っていてもらったのですがこういう安いのにはデザリング機能はありません。最近の機種はほとんどデザリングはあると思います。もちろんD2105もデザリング機能はあります)
周りからは日本語も使えて、もっと高性能な端末に買い換えた方が良いと言われてはいたのですが、私自身が渡航中くらいなかなか連絡取りにくい程度でいい、程度に思っていたものですから。
でも1週間単位で家を空けたり、重要な仕事を抱えているとそうもいかなくなった訳です。
話を元に戻して、昔はやったポケット Wi-Fiのようなことが今ではデザリングでできてしまうので便利になりました。
デザリングができればそこから先は Wi-Fi環境なので親機に相当する端末を持っていれば全て解決というわけです。
Wi-Fiの親機を抱えて移動するようなものですから。
トラベラーズSIM
これは他国ではわからないですが、タイの場合トラベラーズSIMというのがあって、空港でしか手に入りません。
実際使ってみましたがかなり強力な高速通信環境で、これで私はどこにいても強力 Wi-Fi+デザリングによるノートパソコンやスマホなどの持ち込み環境を使える状況にできました。
これでホテルに Wi-Fiがなくても選べるようになりましたし、どこにでかけても連絡できるので画期的でした。
10日以上になると30日プランになりますが安いです。
こういうサービスが日本にもないととても海外旅行者は不便でしょうがないですね。
高性能な SIMフリー端末があれば全て解決する
そもそもこんな問題がおきているのは、世界中の国や企業が勝手な規格を乱立していたり、SIMロックなどという醜い企業論理の囲い込みがあるからです。
そのうち SIMフリーに世の中全体なっていくでしょうが、たとえば先にあげた XPeria E1 dual D2105が iPhone6Plus並に高い性能だったら、デザリングなんかそもそも不要でこれ1台で世界中どこでも通話も通信もできるわけなんですが。
一部では安かろう悪かろうの SIMフリー版端末の高性能化も始まっていますので、そんな日も遠からず来るのでしょう。
(簡単な話 iPhoneがこれに対応してしまえばいい訳ですしね。SIMフリー版iPhoneはすでにありますが高すぎて現実的ではないです)
そうしたら私は月に2Gの制約でも毎月7千円もぼったくる日本の大手キャリアの契約は解約してやろうと手ぐすね引いています。(今に見てろよ)
まとめ
という訳で私がやっていたこと、今回やったことの、旅先自宅化は以下のようになります。
もう1つ強力なやつを導入しましたが、これはまた別途お話しします。
・TV予約録画、視聴 → レコーダーの性能で提供済み
・通話 → パケット系通話
・パケット通信 → Wi-Fi + 現地回線を利用したデザリング
・新聞 → ビューワ
・使い慣れた環境 → Wi-Fi + 現地回線を利用したデザリング
ただこれらは通信環境があることを前提にしています。
もちろんそんなインフラすらない土地ではどうしようもないのは解決不能でしょう。
衛星通信でも普及してくれるのを待つしかないです。
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