前回のブログで男だったことが頭から消えてしまったと書きましたが、この感覚伝わりますか?
アタシは生まれながらのカマだったので、男子時代は自分の体にある凸の違和感にずっと苦しんでいました。
アタシは小学生の頃から学校公認で女子として通っていたので、尚更です。
だからずっとタックして、凸の存在を隠して来たんですよね。
そして性転換手術を受け、私の体から凸が消えました。
同時に凸の違和感も消えましたが、今度は凸が無くなった違和感が出たんです。
その存在を否定してたとは言え、生まれてこの方10数年もあったものが突然無くなったんですから、そりゃ違和感ありますよ。
でもそのうち慣れてきて、そんな違和感は薄れて行きます。
例えるなら、親知らずを抜いたみたいな感じかな。
抜いた直後は口の中が何か変だけど、そのうちそれが当たり前になって行く。
そんな感じです。
振り返って見ると私の人生、そろそろ凸時代より凹時代の方が長くなります。
そうなるともう凸の感覚は、ほとんど覚えていないんですよ。
その上性転換してからそれだけ長い時間が過ぎると、凹は完全に体に馴染んでしまい、今では生まれつきソコにあるようなでかい面して居座っています。
最初は凸だったなんて、自分でも想像がつきません。
そんな中で毎日スカートを履いてメイクをし、女として普通に生活をしていると、どんどん男だった記憶が消えて行き、気づいたら完全に忘れてしまってました。
でもやっぱりアタシはカマ。
純女だと勘違いすると、幸せになれません。
だから今回思い出したのは、本当に良かったかな。
思い出させてくれたInstagramの美女MTFさんに感謝です。