先日のお昼休みのこと、アタシの一つ後輩の女子数人が、トークに盛り上がっておりました。
「どしたの?」
気になったアタシは、彼女達に声を掛けたんです。

「あ、ゆかっちさん。アタシ達の同期で、S本君って男子覚えています?入って1年で辞めちゃったけど・・・」
「S本君?あぁ、何となく覚えてるわ。」
そう答えたアタシ。

S本君は確か、隣の課に配属された男子だったわね。
見た目は凄く大人しそうな子で、女子が多いこの会社の中でうまくやっていけるか不安だったわ。
そしたら案の定、入社してすぐ辞めちゃったみたいだけど。

「S本君がどうしたの?」
「実は昨日同期会やったんですけど、S本君も誘ってみたら久しぶりに来たんですよ!」
「へー、それは懐かしかったでしょ?」
「そうなんです、約1年半ぶりに会ったけど、あまりの激変ぶりにびっくりしちゃって!!」
「激変??」

「ゆかっちさん、この中の誰がS本君かわかります?」
そう言った彼女は、アタシにスマホの写メを見せました。
それは昨晩の同期会で撮った、みんな写った写メでした。

アタシはS本君の顔を思い出して写メを見ましたが、見当たりません。
あれ、忘れちゃったのかな?と思い、じっくり見始めました。
確か彼女の代は男子が3人だったはず。
この写メに写っている男子は2人、こっちはK下君でこれはT川君。
あれ?じゃあS本君写ってないじゃない??

そう思ったアタシはそのことを彼女に伝えると、ニコニコしながらこう言ったのです。
「だから激変したって言ったじゃないですか、S本君はこれですよ!」
そう言って彼女が指差したのは、髪の長い女子でした。

は?一瞬戸惑ったアタシ。
後輩の同期会なので、アタシは全員の顔を知っているはず。
でも確かに彼女が指した女子は、見たことありませんでした。

S本君女子になってたんですよ!ビックリだと思いません??」
そう言って彼女は次に、S本君ワンショットの写メを見せてくれました。
そこにはミニスカートがとても似合う、女子が写っております。

その後彼女と色々と会話したのですが、元々S君は以前から女子になりたいと思っていたそうです。
そんな思いもあってか、就職先は女子社員比率の多いウチの会社を選択しました。
でもウチの会社の女子社員の可愛い制服を毎日見る度に、自分もやっぱり女子として生きたい思いを止めることができず、会社を辞めてオンナ道を進み始めたとのこと。

そう言えばS本君の退社した理由は、「夢を諦めきれなくて」でした。
その夢ってのは、女子になることだったのね!
声も完全に女子だったとのことなので、この1年半かなり女子としての修行を重ねたと思います。

S本君は高卒で入社したので、現在は21歳なのかな。
写メを見る限り、ホント21歳の女子って感じでした。

こうなるとアタシとしては、S本君はどこまで女子化しているのか、気になります。
その胸の膨らみは、本物?それともパット?
本物なら豊胸?ホル乳?
そして肝心の工事状況だけど、アリアリ・アリナシ・ナシナシどれなの?

写メの女っぷりを見る限り、最低でも女ホル摂取してそうな感じ。
でも最近の男の娘は、ノンホルでも十分キレイよね。
う~ん、ホント気になるわ。

もちろん気になるのはアタシだけで、アタシの後輩女子はそんなことS本君に聞いているワケありません。
ねー後輩女子、今度S本君をお店に連れて来てね、お願いよ!

また今日の話には、続きがあります。
それは次回ということで。