少し前の、彼との会話。

以下、おうし座:彼、おとめ座:私

おうし座「やっぱりハルには、ずっと女であること捨てないでいて欲しいな〜」

おとめ座「女であることを捨てる?ってどういう事?」

おうし座「うまく言えないけど、今のままいて欲しい」

おとめ座「ん〜今、女である事を頑張ってる訳じゃないから...たぶん今のままだろうけど」

おうし座「うん、今のままでいてくれれば、俺にとっては最高だからいい。」

おとめ座「でもさ、赤ちゃんの頃から大学3年の前半まで男の人と間違われる事が日常茶飯事だったから...20代の頃はもっと女性と見られる事に必死だったよ?」

おうし座「例えば?」

おとめ座「どんなに寝不足でもマニキュア&ペディキュアしてたし、美容院もマメに行ってたし、女子っぽい服や小物を選んだり?男性目線を意識してたというより、他人に“女”と認識されたいってレベルだったけど」

おうし座「意外!マニキュア&ペディキュアしてるの、見てみたい!」

おとめ座「今はムリ〜。結婚してた時は元旦那に対してだけど、よく考えたら大人になってからずっと『女と認識される女性であるように』って頑張ってたね〜。今はそういうの一切ないもん」

おうし座「ええ〜?今ないの?俺に対しては??」

おとめ座「え...ない...」

おうし座「それは...」

おとめ座「離婚してから、誰かの価値観に合わせてまで付き合いたいとか思わなくなったし。子どもと生活していかなきゃっていうのが唯一だったから、男目線なんてどうでもよいし。今も絶対に結婚したい!って思ってる訳じゃないから、あなたの好みに合わせるつもりもないし」

おうし座「いやいや、結婚はするからね?(苦笑)籍はどっちでもいいけど、一緒に生きてくんだからね?」

おとめ座「えーと...プロポーズ?」

おうし座「プロポーズはきちんと別にします!」

おとめ座「うん(笑)」

おうし座「でも、誰かに見られるための頑張りが女であることとイコールではないから、ハルは女である事を捨ててるのとは違うと思うよ。たとえば食事に気を遣ったり風呂上がりにマッサージしたりっていうのも、性別関係ないだろうけど、ハルを形作ってるものでしょ」

おとめ座「まあ、そうだね。そう考えると“女らしさ”自体が何かよく分からないけど、自分自身の心地よさや快適さを捨てなければ、そんなにヒドイ事にはならないとは思う」

おうし座「今のその価値観でいて下さいってことです(笑)」

なんか、肩肘張って「女!」ってやってない私でもいいんだーーーーって、さらに楽な気持ちになりました。そのままを受け容れられるって、いいなと。彼はフラットな状態で承認欲求を満たしてくれる人だなと、しみじみ感じる今日この頃。
何か買ってもらったりするより、こういう感覚や時間が日常に散りばめられてるのがすごく嬉しいです得意げ ...ノロケか?(苦笑)