友人にずっと同じクルマに乗り続けている者たちがいる…
1人は幼馴染!20代の頃からずっと『ランドクルーザー100 VXリミテッド』一筋!浮気もせず高い税金も喜んで払っているから、もはや愛とかいう概念を超越してて非常に清々しい(笑)
いま1人は、「これぞまさに!」なボディカラーと言えるスポーツカー然としたイエローを身に纏った『RX‐7(FD)』を、こちらも随分と長く乗っているみたい。
市販車なのに「オーバーステア」気味のハンドリングに味付けされているという、これでもか!とばかりに振り切ったピュアスポーツに惚れ込んでいるんでしょうね。
いずれ乗せ換えるトキがくるだろうと換装用の「予備エンジン」をストックしてあるという本気度の高さ!
彼らを見てると、本当に羨ましいなと思う。
一生愛せるクルマに出逢い、そして共に過ごせているコトが…。
最近、著名人の愛車も話題になりましたね。
伊藤かずえさんの「シーマ」とか、高市早苗議員の「スープラ」とか。
寛平師匠の「34GT-R」「先代NSX」とかも愛が感じられます!
若者のクルマ離れが話題になりはじめて、もう10年以上経ってますよね…。
別にそれ自体を批判するつもりもないし、今の格差容認(野放し)社会では維持するのも一苦労…。仕方ないと思います。
なので用途に合わせ、カーシェアとか新たなサービスを利用するのも全然アリ!
ただ…。
かつてクルマを所有するコト、それ自体が「ステータス」だった時代が終焉し、
「移動手段」というツールとしての役割にウェイトが置かれた時代において、
未だ「大量生産、大量消費、イケイケドンドン」の頃のように、次から次へとモデルチェンジを遂げて、購買サイクルを維持しようとするクルマ業界の中で、
1つのクルマを愛し、乗り続ける人たちがいるのは
やはり、クルマという存在そのものに「ロマン」があるからではないでしょうか?
クルマ離れが叫ばれて久しくとも、
初めてステアリングを握ったトキのドキドキ感や
晴れて免許を取得し、これで日本全国好きなトキ、好きな場所へ、どこにだって行けるんだ!という高揚感は、
きっと普遍のモノだと思います!それは今ドキの若者だってきっと一緒のハズ!
私もいずれの日にか、一生愛せるクルマに出逢えますように♡(いや、今のフィットだって十分気に入って乗ってますケドねw)