『レペゼン〇〇』という言葉があります。
「代表する、象徴する」という英単語のrepresentを
日本独自のヒップホップ用語に仕立てたモノで
用法としては、〇〇に出身地や所属等を入れて
『レペゼン静岡!!』などのように使うそうです!
YouTuber?ラップ集団?の、人気はっちゃけグループ「レペゼン地球」なんかは、さしずめ「地球を代表する」といった意味合いでしょうかね♪
さて、先週末は牧之原市史料館で開催された『学校再編計画にまつわる市民意見交換会』を傍聴してきました。
10年後を見据えた「学校数」および「場所」について、市民皆さんにご参加いただき、ご意見をお聞きしたいといった趣旨のもと『学校再編計画策定委員会』の主催で開催されております。
会場ではワークショップ方式により、策定委員会から提示された「2校案」を軸に、各テーブルごとに意見を出し合い、発表されておりました。
幅広い年齢層による対話では、おおむね「2校案」に賛成の流れだったように思いますが、モチロン「1校案」支持の方もいらっしゃいましたし、
別会場では「3校案」推しの方もいらっしゃるとお聞きしております。
そんな中…
はてさて、「議会はどう考えてるの?」と思われる方も多いと思いますが…
実はですね。この『学校再編計画』そのもの自体は、
【議会の議決事項】
じゃないんです!! ええ、はい。意外でしょ!?
間接的な関与、つまり計画策定や実施にかかわる予算について審議・採決、もしくは公の施設の廃止等の条例などについては、ちゃんとしっかり【議決】します…
がしかし【1校か?はたまた2校?それとも3校⁇】といった直接的な意思決定を、実は議会はしないのです!
ま、《地方自治法第96条第2項》を根拠に【強引に議決事項にしてしまう!】という超ド級の荒技がないワケでもないですが、いささか現実的ではありません…。(地自法96条2項は、覚えておくと役立つコトがあるかも?)
我々議会は、自らが決めたコト、決まったコトには責任を負いますし、モチロン同時に説明責任も発生します。
ですが、この『学校再編』に対して、市民の「総意の器」たる議会の意思を反映できる場面は、ごくごく限られてたりするんですね。
間違いなく、将来のまちのあり方に大きな影響を及ぼすであろう「本計画案」。
さまざまなご意見や不満、不安に対し、「策定委員会」は、そして「行政」はどういったカタチで「最適解」を見出すのか⁇
私個人としては、何よりイチバンに尊重して欲しいのが、いま現在お子さんを学校に通わせていらっしゃる保護者の方、そしてこれから子どもを学校へと送り出す親御さん…
その声こそ重んじられるべきだと考えております。
子どもたちに次いで、大きな影響を受ける利害関係者に他なりませんからね。
そうです、傾聴すべきは『レペゼン保護者!』