皆さん、こんばんは!

 

今日は、ちょっこしプチ自慢♡

 

先の9月議会はトピックス満載のボリューミーな定例会だったのですが、

 

その中でも、大きなニュースがコレ!

 

じゃん!

 

 

【議員発議】による『新条例』成立!! パチパチ、パチパチ♡

 

「へっ!? 別に何とも思わんのだけど・・・、それって凄いの?」とお思いのアナタ。

 

議員発議による条例制定を、国会に例えると

 

【議員立法】と言っても差しつかえないぐらいのハナシ。

 

「へっ!? それでも、ちっとも凄いと思わんのだけど・・・」とお思いのアナタに、もう少しだけ説明をさせてください。

 

実は・・・。

 

全国の地方議会で審議されている議案のウチ、実に9割以上が《市長提案》なんです!(つまりは市側から)

 

そして更に言うと、全国でも

 

《議員による政策的条例提案はわずか0.17%》

 

しかないんです・・・(汗)

 

ちなみに・・・。「市長提案」と言っても、実際には市長が作っているのではなく、お役人である市職員さんが作っております(モチロン、市長が作るように指示・命令をしていますよ)。

 

それを今回!

 

わが牧之原市議会に新しくできた『政策立案推進部会』のメンバー6名で、検討に検討を重ねたモノを、議会全体でご承認いただき、

 

晴れて新条例「議員の欠席時における議員報酬等の特例に関する条例」が成立いたしましたっ!!

 

 

 

 

本会議場の議席の机の下で、周囲にバレないよう、本当に小さく小さくガッツポーズをしたのは何を隠そうこのワタシです(笑)

 

それぐらい嬉しかったし、また大変でもありましたね。ご協力いただいた全ての方々に感謝です!

 

さてさて簡単に中身を紹介すると、「議員が長期欠席をした場合には、その議員報酬を減額する」というモノです。

 

「へっ!? そんなの当たり前じゃないの??」とお思いのアナタ。

 

実は法律に則ると「議員がたとえば病気やケガ等で丸々4年間、一切公務に出られなくても議員報酬は減額されるコトなく支払われる」コトになっているのです。(まぁさすがにあまりに長ければ、自ら辞職されるか、議会から促すかはすると思いますが・・・)

 

なんか納得いきませんよね。でも全ては法で定められているため、現状ではそうせざるを得ないのです。

 

そのあまりに民間の感覚に合致していないズレを少しでも解消するためには「独自に条例で定める必要があった」のですね。

 

それを今回、作りました!モチロン、議会事務局の職員さんに全面的にご支援・ご協力をいただきながらではありますが、正真正銘、1字1句「あ~でもない、こ~でもない」と推敲に推敲を重ね、幾星霜・・・。ようやく完成したのです。ガチで1字ずつ、吟味しまくりましたねぇ~!

 

本気で気が遠くなるホドの膨大な作業量でした。

 

よく言われるように「地方議会」は、意思決定のための「議決機関」であり、また行政の「チェック機関」であります。

 

他方、「国会」は「国権の唯一の立法機関」と、そう憲法に位置づけられております。

 

なので「地方議会」が立法府などとはクチが裂けても申しませんが、

 

地方分権が叫ばれて久しい昨今、政策提案(条例制定)的な働きが求められているコトも、もはや既知の事実!!

 

『地方分権時代は、議会が主役』

 

市長(行政)側からでは、提案できないようなアイデアを具現化、条例化していくのは、皆さんから選んでいただいた政治家の集まりである「議会」の大きな役割の1つですからね。

 

今回は、議員自らが襟を正すような条例ではありましたが、これからも、市民皆さんにとって為になるような「議員発議による政策条例」を1つずつ丁寧に制定していければな!と思います。

 

モチロン、皆さんの代表として「行政のチェック」も今まで同様しっかりと行ってまいりますから、引き続きこちらの方にもご注目いただきたいです!

 

というワケで、次なる制定を目指している条例案は・・・

 

『(仮称)牧之原市の子どもたちの未来を育む条例』案です。

 

現在、鋭意調査研究中♪

 

これからも「政策立案推進部会」の取り組みに、どうぞご支持、ご支援、ご理解を。

 

以上、プチ自慢でした(笑)

 

皆さんに信頼される議会に!!

皆さんに期待される議会に!!