柔道男子全日本代表監督「井上康生」さんの講演、

 

【私の柔道哲学】

 

を拝聴してまいりました!

 

 

超感動!

 

ただただ痺れました!! カッコいい!

 

監督として、選手たちの

 

◎人生観・仕事観を変える

 ・日本代表は 最強且つ最高の組織

 

など1つ1つ、指導する上での哲学を披露してくださいました。

 

中でも「代表は自分1人のモノではない」というセリフが印象的でした。ありきたりな言葉ですが、多くのライバル、時に先輩、時に苦楽を共にした後輩と、同時代を生き、常に切磋琢磨してきた者たちをなぎ倒して登り詰めた、たった1席の座。

 

重みが違いますよね。

 

また講演中に何度か、各国のトップ柔道家がしのぎを削る畳の上を「異常な世界」「異常な舞台」と口にされていました。

 

とことんまで、自己を鍛え上げた『人ならざる者』たちが貪欲にただ勝利のみを追及する瞬間は、確かに我々常人では想像もつかないホドの「異常な世界」なのかもしれません。

 

しかしながら、本日の講演では終始穏やか、知的でかつ自己抑制的な中にも、熱い情熱を感じさせる「素晴らしい指導者」としての一面を我々に披露してくださいました!

 

オリンピック、特に2020東京オリンピックは「商業主義の権化」にして「グズグズの予算」、ブラックボランティア募集などの「グダグダな運営」と、とかくネガティブな意見も多かったりしますが、

 

こと競技者にとっては、飽くなきまでの自己鍛錬や終わりなき求道の精神、そして尋常なまでの練習量を経て迎える、晴れの舞台であり、目標としてきた1つの到達点であるコトもまた事実です。

 

 

選手たちの純然たる五輪への思いを否定しようとも思いませんし、本日の井上監督のお話をお聞きし、いつも以上に柔道男子の代表戦手団に熱いエールを送りたい!心からそう思いました。