1泊2日という僅かな滞在だった東京紀行を終え、すでに牧之原市に帰ってきて雑務を淡々とこなす日々に戻りました(笑)
今回の上京はもちろん一義的にはプライベートでしたが、やはり学びも多かったです。
主に《集客について》。
昨年同様「ニコニコ超会議2018」はメチャクチャ盛り上がり、来場者は16万人だったそう!
まさに『クールジャパン』を具現化した総文化祭のようなこの一大イベントのメイン層は10代・20代だと思われます。
今後の日本を牽引していく世代ですね。
特筆すべきは、彼らが「消費者でありつつもイノベーション起こす者」でもあること。。。
朝鮮戦争特需からバブル崩壊までの40年間の『日本の高度成長』を支えたのは
【大量生産・大量消費社会】
でした。企業の思惑で流行りをつくり、大量に生産されたプロダクツを次から次へと消費させていったのです。
ですが、もうすでにそんなビジネスモデルは崩れつつあります。現代の若者は「クルマ持ってるとカッコいいよ、モテるよ」といくら印象操作されようが喰い付きません。
お仕着せの喜びなんかには目もくれず、自分が本当に夢中になれる嗜好にこそお金を払うのです。そしてそのムーブメントは大企業が生み出すのではなく、自らが造り出している。
この流れをしっかりと理解せねば将来の大口顧客を逃しかねないな・・・と思いました。
また同じく「お台場」も見てきました。
こちらもニコニコ超会議と負けず劣らず「ヒトオオスギ(笑)」
メイン客層は30~50代かな?? イチバン購買力のある世代です。
お台場といえばフジテレビ社屋が有名ですが、それよりもやっぱり「アクアシティお台場」&「ダイバシティ東京」の2つの大型ショッピングモールこそが真の誘引要素でしょう。
なんでワタシが今回ココに来たか???
「どうせ等身大ユニコーンガンダムが目当てでしょ」と思われた方! 半分正解です(笑)
が、もう半分は「郊外型大型商業施設」の今後の持続可能性について検証したかったのです!
皆さんご存知のとおり、牧之原市でも「IC北側開発」事業で大型商業施設の誘致を検討しております・・・。
ですが、日本全国ありとあらゆる地域に乱立されたこれらショッピングモールも、必ずしも成功事例ばかりではありません。
残念ながら「明るい廃墟」や「ネオ廃墟」といった悲惨な2つ名を付けられてしまったモールもあります。
わがマキノハラが同じ徹を踏むワケにはいきませんからね!
高い集客力と回遊性を持ったお台場をベンチマークする必要性を感じていたのです。
そんなこんなで訪れた感想としては・・・。やはりただの郊外型大型商業施設とは一線を画しています!
今やハイブランドやファストファッションなどのテナントショップを並べて、その上にシネマコンプレックス(複合映画館)を乗っけただけでは、他のモールとの差別化が図れませんからね・・・。
つまりは選んで貰えない、遠くからわざわざ客は来ない!というコト。
事実、お台場の2モールはいずれも「劇場型都市空間」や「スポーツアクティビティ拠点」など、コンセプトをしっかりと持った打ち出し方をして集客を果たしています!!
お昼時のフードコートなんて席取りのために、まるで戦争状態でしたっ・・・汗
今回の東京行きで感じたコト。やはり東京は刺激的だしありとあらゆる娯楽が最大公約数的に集まっているのは確か・・・。大きなメリットかもしれません。
でもデメリットもある。
そしてわが牧之原市だからこそ伸ばせるのではないか??と感じたポイント、ヒントもありました!
うまくメリットへと昇華させねばですね♪
と、まずは1つずつ! 仕事と成果を積み上げていかねば。