いよいよ来週日曜は『田沼意次マラソン』です!!

 

っと、ここでなぜかいきなりサッカーの話から入ります(笑)

 

サッカーの盛んな2大エリアといえば、なんといっても『欧州』と『南米』ですね。

 

クラブチームの世界一を決めるべく毎年行われている『FIFAクラブワールドカップ』の前身『トヨタカップ』は、現在と同じくその年の世界一のチームを決める大会でしたが、欧州チャンプ(UEFAチャンピオンズリーグ)と南米チャンプ(コパ・リベルタドーレス)のみが出場できる1ゲームマッチの大会でした。つまり、他所の地区のリーグチャンピオンは完全に無視されるほどレベルが高く、次元が違うエリアなのです。

 

そしてヨーロッパの選手と南米の選手には、それぞれ体格などのフィジカルな面や組織・戦術への考え方以外にも違った特色があり、その1つが『利き足』への考え方です!

 

欧州のプレイヤーは、古くは「ヨハン・クライフ」や現レアルマドリード監督「ジネディーヌ・ジダン」のように【両足で自在にボールを扱える】ように訓練する傾向にあり、

 

一方、南米の選手は【利き足の精度を極限にまで上げる】コトに特化する場合が多いです。(あくまでもそういう傾向がある、と言う話でモチロン両足を使い自由にコントロールできる南米選手も多くおります)

 

ワールドクラスのDFから口々に「彼はよその惑星から来たサッカー選手」と評される現世界ナンバー1アタッカーの「リオネル・メッシ(左利き)」の【逆足頻度】は、やはり低めですし、

 

もはや説明は一切いらないレジェンド「ディエゴ・マラドーナ」は、試合中ほぼ左足しか使いません!どれぐらい徹底しているかと言うとゴール右サイドから中央にクロスを入れる際にも、【ラボーナ(軸足の後ろを廻して蹴り足を交差させボールを蹴るテクニック)】を使うホドの徹底ぶり!!(練習中のリフティングを見ても、逆足である右も精度は相当高いと思いますが・・・)

 

 

対してジダンなんかは、一体どっちが利き足だったか思い出せないくらい両足でボールを蹴ってますね!(なでしこジャパンの女子サッカー日本代表元主将の宮間あや選手も両足どちらでもフリーキックを蹴ります!プレースキックとは言え、その正確さにはいつもビックリさせられます!)

 

このように色々なタイプの選手がいるのですが、なにも蹴り足だけではなく、「走り方」にも違いが見られます!

 

これは欧州、南米は関係ないのですが、メッシのように細かく足の回転数を上げて速く走るタイプも入れば、「ティエリ・アンリ」のように長い足を振り出し、大きな歩幅で走る選手もいます。ウクライナの矢の異名を持つ「アンドリー・シェフチェンコ」も豊かなスピードを持つ強烈なストライドでした!(ちなみに彼の両親は、2人ともプロのスプリンターだったそうです!やはり最後は遺伝ですか、そうですか・・・)

 

歩数が多いのが「ピッチ走法」、歩幅が大きいのを「ストライド走法」と言い、どちらが優れているというワケでもないのは、プロの世界においてどちらのタイプにも優秀なアスリートが多数いるコトでわかりますね!

 

マラソンの世界でも、それは同じです!オリンピック金メダリストでも、高橋尚子選手は「ピッチ」ですし、野口みずき選手は「ストライド」。

 

ここでようやく、「田沼マラソン」のハナシ(笑)

 

実は現役時代、意外に長距離もそこそこ走れたワタシなんですが、モロまんまの「ピッチ走法」。しっかりと測ったコトなどありませんが、おそらくストライド110センチ前後で身長比67~70%くらいだったと思います。

 

そうすると「隣の芝は青くみえる」・・・。憧れるんですよねぇ~、ストライドに(笑)

 

足の長さはいかんともし難いものがありますが、筋力を活かして力強く大きな走りができるのって単純にカッコいいじゃないですか!

 

というワケで、2月11日!

 

今年の田沼意次マラソン大会は、2キロでエントリーをしています!慣れ親しんだピッチ走法を捨て、大きく優雅に「ストライド」するヒラグチの応援を沿道からぜひヨロシクお願いします(笑)

 

 

ええ!はい、ただの告知でしたw(写真は昨年の「田沼マラソン」のモノですw)