しばらく制約を受けていた「読書習慣」を再開しました!
人生、日々勉強!!
というコトでいま読んでいる本、
《子育て世代が住みたいと思うまちに》
これは良書!
帯に書かれているとおり、「いま手をうっても、効果が現れるのは何十年後」かもしれませんが、「人口減少を食い止めるため」の気付きを得られます。
国が進めている『子ども・子育て関連三法』についての記述や、ワタシもかねてから注目し、ぜひ我が街にも取り入れたいと考えている『フィンランドのネウボラ(切れ目のない支援)』といった施策についてまで、しっかりと網羅されています。
特に40代男性の1人として、身につまされる想いだったのが
まだまだこの国では『ニッポンのお母さん』に、精神論というか根性論を強いているんだなぁ・・・というコト。
例えば中国のある地方では産褥期に、シャワーもお風呂もダメ、冷たいモノを飲んでもいけないし、歯磨きすらも禁止されているそうです。言い換えればそれだけ産後の養生が大事だというコトの裏返し。
この点のみに関わらず出産、育児に伴う偏重した負担を、身を持って体験するコトのできない我々男性諸氏は
【子育てのバリア】
・経済的バリア
・無理解のバリア
を取り除き、子どもを産みにくい・育てにくい現状の克服の重要性に気付くべきだと感じました。(そういった意味でも本当なら子育て世代の女性議員も必要ですね!)
「地域少子化対策強化交付金」を活用した事業例なども掲載されていますし、お値段は多少張りますが是非、市の職員さんにもご一読いただきたいなぁ~と思います。
あっ!読まれるとワタシの『一般質問のネタバレ』になっちゃうか!?
もとい、読まなくてもいいです(笑)