外国語活動・英語教育推進委員会』に単身お邪魔し、傍聴してまいりました!

内容は昨年、初の試みながら大好評を博した『イングリッシュキャンプ』の今年の方針(より実践的な取り組みへとシフトする予定)や、英語検定受験促進、ALT(外国語指導助手)など多岐に渡る外国語活動について色々と協議されていました。

ワタシは今まで、牧之原に生まれ育った子たちには、

我々大人が動物のコトを「アニマル」と間違って発音してしまうような愚を犯さずに、ちゃんとネイティブらしく「エネモゥ」(←これだってどうかと思いますが苦笑)と発音できるようになって欲しいと思っていました。

そのタメには、できるだけ早く活きた英語に触れるコト!そうしないとドンドンと「りんご=アップル」という間違った発音に冒されてしまうと。。。

でも今日の委員会を傍聴して、その考え方すら変わりました!

技術的な発音よりも、もっと大事なコトは物怖じせずに言語に触れコミュニケーションするコト!!

義務教育である中学校の授業で3年間、もっと言えばほぼ全入状態でもある高等学校も含めれば計6年間も習っているのに、全然喋れない不可思議さを速く解消するコト!

今後平成32年を目処に、小学校高学年においても「英語」が教科化されます。児童さんがたを預かる先生方の不安もさぞ大きかろうとは思いますが、『子ども宝育成プロジェクト』を一丁目一番地に掲げている牧之原市ですからね。

巧く連携を取り合いながら子どもたちに世界へ打って出るかけがえのない武器を提供するコトのできる、他市町がうらやむような素敵な街になれればな♪と思います!

また夜は『榛南断酒会』さんの例会にお邪魔いたしました。

聞けば昨年50周年を迎えた歴史ある会で、アルコール依存症による【酒害】に悩む当事者および家族を支える活動をされています。

『断酒』と言っても、何もお酒が害悪であるとは言っておりません。
『依存症』という【病気】に罹患してしまうコトが悲劇であるというコトです。

お酒は、時に百薬の長とも呼ばれるものですから、人によっては素晴らしいモノであるコトは周知の事実です。

ワタシ個人の話をすれば昔から本の虫だった少年トモヒコは、中国は漢の高祖の物語を描いた『項羽と劉邦』や維新きっての立役者『竜馬がゆく』、あるいは戦国一の傾奇者『花の慶次~雲のかなたに』を読んで、

「嗚呼、古今東西英雄とはすべからくお酒に強くあるべしなんだなぁ~、ワタシはどうなんだろう、強いのかな??」

と思いを馳せていました。

果たしてお酒が飲める年齢に成ったトキ、両親のDNAもあってか人並み程度にはいけるクチではありましたし今でも嗜んではいます。

でも逆に、残念ながら『依存症』という病気にともない苦痛に苛まれるかたもいらっしゃるのです。誤解なきように繰り返させて貰います…これは【病気】、なんですね。

今日も会場である一室に今も日々闘っているご本人とご家族さんとが多くみえられ自らの体験談をお話くださいました!

もう想像を超越するくらい壮絶なお話が次々と語られます。

アルコール依存症のかたは、自分ではそんなに悪い、酷いとは思ってないコトが多いみたいですね…

でも共通するのは暴力・暴言の日々…

あるかたは「実の姉がワタシを何としてでも殺してやろう!と思っていた」と語り、

ある人は「娘が階段からお父さんを突き飛ばせば死んでくれるかな??といつも考えてたと聞いている」と話してくれました。

酒害は、当事者だけではなくご家族をも不幸にします…

離婚をされた方もいらっしゃるでしょう。職を失うコトは珍しいことではありません…

そして何より「回復はあっても、完治・根治はない」という事実!

他の病気であれば投薬して貰う、あるいは手術で切っても貰う…
そうすれば完治する事もあるでしょう。

しかし「アルコール依存症」は一生【断酒】と闘わねばならないのです。

コチラにいっらしゃる方々は口々に『この断酒會がなければ生きていけない』とおっしゃっています。

皆さん、涙ぐまれて言葉を詰まらせます… 自身の番が終わったら、苦しそうに机につっぷして必死に耐えます。

ご家族のかたの番になったら、さらに身につまされる思いでした。

「主人が今日、孫がニュースに出るのを覚えていて録画をしてくれました。犬の散歩までしてくれたんです!頑張って断酒してくれてるからこそです…。何気ないコトが本当に嬉しくてありがたいんです!」

「ついこの前、掛川に嫁いだ娘が私たち夫婦をバイキングに連れてってくれました。かつてはワタシ自身子どもたちを連れて、何度も家を出ようと思いました。離縁しようと思いました。その昔を思えば絶対にありえないコトにただただ感謝です。」

【酒害】に悩む方々が、それでも苦痛に耐え自分に向き合い闘い続けている…

病気であればこそ、医療としての側面サポートとともに行政もその闘いの手助けをこれからもしていかねば!と思います。

家族みんなの笑顔のために…