本日は本来ならば『一般質問ヒアリング』の日だったのですが、思うところあって今回ヒアリングを辞退させていただきました。

ヒアリングの意味合いとしては、質問者側と答弁側との認識のズレなくより議論が深まるように!というのが趣旨なのですが、今回ヒアリングをしない分、齟齬がないようにキッチリ通告書をまとめたつもりです。当日はフレッシュな気分で登壇できればと思います!

以下、今回の通告2件。
長文ですが、お目を通していただけると幸いです!

1件目
【頻発する異常気象とそれに伴う水被害に対し、市の対応は。
側溝や河川、都市下水路などの治水対策と、水防資材の配布や市内の現況把握状況を問う。】

[質問の要旨]
 最近頓に増えている短時間かつ局地的な集中豪雨は、市内各所で道路の冠水や床上・床下浸水などの多くの被害をもたらしている。
 その要因は地球温暖化によるものであるとの見解も根強いが、原因はなんであれ異常気象であるから致し方なしと諦観し、治水対策を捨て置くわけにはいかない。
以下お聞きする。

① 何十年に一度などの突発的かつ限定的な事象であるならばいざ知らず、毎年の如く道路冠水・宅地浸水に見舞われるのであればもはや『異常』ではなく『常在』している懸案事項と捉えるべきであり、現況の排水能力で見合わないのであれば、時間は掛かれども適宜改修していくべきと考える。
側溝の更新や準用河川、普通河川、都市下水路などの改修によりキャパの総量を増やしていく必要があると思うが、そのための財源の確保が求められる中、今年の2月定例会連合審査会において市長は、平成20年度に廃止した『都市計画税』について、今後も徴収する考えはないと示唆された。今後の街の治水事業への考えと、それに伴う財源について伺いたい。

② 水害時の対応として各自治会などで土嚢袋を用意し、また市でも一定数量の袋をストックしているとの事だが、市街地などの地区では中に入れる土などの確保が難しい場合がある。過去、実際に中身の入った土嚢を提供した事例や、袋とともにストックしている土を配布した事例もあると伺ったが、広範に渡る被害が起きた際にはどのように対応するのか。
また緊急災害と位置付け、市として土や資材等の提供をする場合に関しての取り決めはあるのか。

③ 現在、市内で冠水する頻度が高い地点は何箇所ほどあるのか。それらの地点において事業化により恒久的な対応が可能であると見込まれる箇所はあるか。細江地区その他とともに、国道473号相良営業所付近の冠水もまた長らくの懸案箇所であるが対応策の協議などはされているのか。

2件目【市にとって喫緊の課題である原子力災害を想定した避難計画策定の進捗を問う。】

[質問の要旨]
市として独自に防災監を招聘し、また昨年度からは総務部危機管理室が危機管理課となった事など、市として常に先を見据えた取り組みが功を奏し、市民の原子力、放射性物質に対する知識の向上や過酷事故発生を想定した避難計画の作成は静岡県内でも最も進んでいると言っても過言ではないと思われる。
 しかしひとたび発災すれば、その影響は広範囲に及び、独自に策定した計画も県や近隣他市町との綿密なすり合わせなどが為されていない現状では、これまた画竜点睛を欠いた状態である事も残念ながら否めない事実であろうとも思われる。
 そこで以下お聞きする。

① 計画策定状況の進捗は現在何%程度であるか。

② 今後、県から総合的な方向性が示され、近隣との整合性を取っていかねばならないと思われるが何らかのアクションはあるのか。また緊急時防護措置を準備する区域いわゆるUPZ圏内の公共団体同士で避難計画策定のための話し合いの場や会議を持つ事を提案したいが、牧之原市として会議等の設置を働きかける考えはあるか。

③ きちんとした形で市民に落とし込み、有事の際には計画に基づいた避難行動がとれるような体制の構築、完成は概ね何時ごろ目途としているか。

う~ん。目がチカチカしますね(笑)


その他、今日は明後日(9日)に向けて、市内某所でとある特訓をしました!

写真は、その某所に安置(保管?)されている郷土の偉人【田沼意次公】の模型! 結構デカくて、ほぼ等身大か若干小さいくらいかな??

なかなか精巧に作られている印象で、人目のつかないトコロにひっそりと置いておくのはちょっとモッタイナイかな~。

ただ刀の柄が取れてるのはご愛嬌というコトで(苦笑)