牧之原市戦没者追悼式、慰霊大祭に行ってきました。

望まぬカタチで戦地に赴き、それでもお国のために!と犠牲になられた方とそのご遺族の皆さんの無念さはいかばかりかと察してあまりあるほどです。

英霊の皆さんにとっての「お国」とは…『国家』ではなく『故郷』だったのではないでしょうか。

国許に残してきた自分の愛する家族、両親、妻、子ども…
守りたかったのは、自分のふるさとと家族のいる風景。
日本というとてつもなく大きなモノなんかではなく、片田舎で小さいけれど自分にとって大事な町…

戦後70年。

そろそろ日本も国際貢献を果たすべきだとの一部論調もありますが、世界有数の先進国であるわが国が、戦争を放棄し「専守防衛」につとめるコトこそ何よりの貢献だとワタシ個人は思います。

無論【国防】を放棄するわけでは決してありません。
しかし、おおよそ全人類が望んでいるであろう恒久平和への道筋の、少し前で後からついてくる国々を待っている…戦争放棄を掲げ、ゆっくりとでもいいからミンナが付いてきてくれるのを待つ標(しるべ)になるコト。

他の国ではなかなかできないから・・・
だから日本がやるのです!

それこそが国難殉死者諸英霊の尊い犠牲に報いる唯一の方法ではないかと。
そう思います。

あおぞら保育園のにじ組さんによる献花を見ながら。
そう思いました。



夜は牧之原市国際交流協会総会に出席。
父の代からお世話になっている大恩ある方と久しぶりにお話ができました。

「皆がボランティアでやってて大変だねぇ~、って言ってくれるんだけどね。ありがたいハナシだけど、自分では全然大変だと思ってないの!楽しいんだよ♪」

とワタシが幼少の頃に「屋台」の放送係でよくお聞きした『あの声』で語ってくださったのがとても印象的でした!