今日4日まで社休日です。
30日修正プランだと、2日に静岡に戻って4日は休日出勤をしようとしていましたが、冬ハロ3日2公演目・4日公演のチケットが手に入ったのでこの動きになりました。3日2公演目は間違って買っちゃった感があります。3日1公演目を買っていたら3日のうちに帰っていたなぁ(汗)。
で、NHK教育の室生犀星を取り上げた番組を見ていました。
再現Vもあり、犀星の声があてられていました。おそらくリアルな犀星の声は再現されていないし、再現しようとも意図していないでしょう。
本人の声の再現は、この後技術が進んでも、映画・レコード・ビデオ映像で残っているものがないと難しいままだと思います。その次の段階としては、画像からわかる骨格から推測される声を作る、というのあたりまでは思い付きますが、推測の範囲が広すぎてリアルには迫れないのではないかな、と思ってしまいます。
もう会わなくなったあの人、は、時が経つにつれ記憶が薄れてゆきます。
視覚は強烈だから、嗅覚・味覚はヒトの感覚の根っこに近いだかでそのスイッチに触れると(そのスイッチはなかなかそこらにはないのですが)再現がされたりもします。でも触覚と聴覚はそれほど強烈でないところにもってきて新たな刺激で更新されてゆくばかりで、薄らいで行くばかり…のような気が私はします。
あの人の声を聞きたい、ような、聞いてしまうと先に歩くことが出来なくてそうでない方がいいような。聞きたいけど聞くことが出来ないくらい、何かレコードが残っているならそれをたまに再生するくらいの、そのくらいのバランスがちょうどいいのかもしれませんね。
MoB:THE東南西北「君の名前を呼びたい」