今の子ども達のおかしなとことから見えること
3つめはミーティングができない(雑談は出来る)
集まって集団での相談が出来ない
日本の子どもととヨーロッパのチームがサッカーの試合をした時の話で、
ヨーロッパだとハーフタイムに自分達で後半の作戦など意見を出しあい残り5分くらいでコーチが来て、自分達の意見のチェックをしてもらうそうです。
日本の子どもは「疲れたね~」とか言って何もしない、ですぐコーチも来て指示をしてもらってそれを聞く
先生が「さあ、この違いは何が原因でしょう?考えて話し合ってください」(再びお隣さんとお話たいむ)
これは国民性とかかな?なんて話をしていると先生の話はこうでした。
「1つは日本が利便社会になったということです」
この利便社会というのは朝起きて寝るまで会話をしなくても家庭・学校・社会で生きていけることです。
朝起きてお母さんがお世話を焼けば会話しなくてもご飯も着替えも出来てしまう
学校は授業で手を挙げなければ声をだすこともなくて、遊びも友達の輪に入るのが苦手な子は傍観遊び(遊んでるのを見て自分も遊んだ気になる)だと話さなくていいし、社会もスーパーやコンビには昔の駄菓子屋のような対面販売がないので声を出す必要がない。
「もう1つに3,4年生のギャングエイジ時代の体験量の少なさです」
例を挙げらて、秘密基地作りや人数の少ない中での野球などは「役割分担」「自分達独自のルール作り」などを体験してくことで自分の立ち位置を見つけていくことが出来るようになっていく。
この体験がとても少ないまま成長すると1対1は上手に対応できるが集団の中での対応が苦手になりやすく、意思決定をすることが難しくなるそうです。