ラストでどんでん返しがあるといいう作品は
だいたいパターンが決まって来ちゃってるような気がします。

つまり、
主人公はすでに死んでるか、
夢や幻覚の中か、
もしくは二重人格か、、。

しかしこの作品はそのどれでもなく、
さらにそのどんでん返しが割と前半の
開始半分よりも前あたりで
早々におとずれてしまいます。

つまり、そのコト自体は別にオチではないという事なんですね。
そして、そのコトをストーリーの基盤としつつ
そこからさらに本質的なテーマに迫っていくと。

うーん、
さすがデビッドボウイの息子!

あ、この作品の監督さんだそうです。

音楽家ときどき猟師

今年の春頃に名古屋のミリオン座という劇場で
この作品のポスターを見て、
見たかったんだけどその時はプレシャスという
作品を見に行ったんで結局時間が合わずに見れずじまいで、
地元の劇場じゃ上映しないだろーなあとか思いつつ
気がつけばもうレンタル開始でした。

見終わってまず感じたのは、、、

アメリカ人が作るとこうはならないんだろーなあ~。

ははは。

静かで簡潔で深くて分かりやすい、
良い作品だとボクは思いました。