栗原康『アナキズム』栗原康『アナキズム』(岩波新書)本書も栗原節が炸裂した、読みやすく面白い本でした。しかし、栗原さんが紹介していることだけがアナーキーやアナキズムではないので、そのことは注意が必要かなと思います。参考文献にはアナキズム関係書が紹介されているので、次はその中の本を手に取ってもらいたいです。率直に言って、この栗原節でいつまで本を書くのかなと疑問でもあります。アナキズム――一丸となってバラバラに生きろ (岩波新書)929円Amazon