「貝の火」「よだかの星」「カイロ団長」などの童話を収録。
賢治の童話を読み直しています。どれもこれも面白いです。
どれかの童話に(「さるのこしかけ」の最後の場面でした)、脈絡もなく山男が出てきますが、佐々木喜善とも2回会っているし、手紙のやり取りもしているし、同じ文化的地域性を共有していることの表れだろうなと思います。
残り3巻もゆっくり読んでいこうと思います。
追記:賢治の童話のあまりに高く厳しい倫理性と、この現実の政治的状況の酷さとの落差に、茫然自失となっています。まさに修羅しかいない世界。