宮沢清六著『兄のトランク』 | ユータのブログ〜ほんたうの自由をもとめて
宮沢清六著『兄のトランク』(ちくま文庫)

賢治の弟さんによる随筆集。

思えば、清六さんは、お兄さんの賢治とお姉さんのトシさんを亡くされて、とても悲しく寂しかったのではないかと思います。

次の言葉は身内だからわかることですね。

「賢治の性格も生涯も,他からの批判や同情などと全然無縁の,何としてもそうしか出来得ない必然的な事実であり,結果でもあったと思う.」