本当に釣れる名作ルアー その30 シャローロール | 平林総合研究所

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「大人の自由研究」のお時間です。
ビッグバスを釣る為に必要な事を純粋に追い求める・・・。
それが唯一の研究テーマ!!
さてさて、今日は一体どうなる事やら・・・・。

毎年、数々の新作が登場しては消えていくバスルアー業界。


釣れないから、ブランドの撤退、デザイン的不人気など


廃盤になる理由は様々・・・・・。


派手なPVでのプロモーションで最初は売れても釣果はイマイチ。


結局、最終的に生き残れるのは釣れるルアーのみ。


一体、本当に釣れるのはどのルアーなのか?


そんな皆さんの疑問に元トーナメンターの私が


独断と偏見で名作ルアーをご紹介します。


本日、ご紹介するのは、この名作ルアーです。





ノリーズのシャローロールですキラキラ


クリアウォーターではあまり馴染みが無いかもしれませんが


霞、利根川水系などのステイン~マッディーウォーターでは


絶大な人気がある名作ルアーです。


小ぶりなサイズからは想像出来ないほどの強烈な波動を


生み出します。( ̄□ ̄;)


強い濁りが入った時に最後までバスを釣る事が出来る


貴重なルアーです。キラキラ


この様に書くとハイシーズンにやる気のあるバスを釣る為の


ルアーの様に感じる方も多いと思います。


でも、このルアー。


実は春も凄いんです。桜


私がこのルアーの本当の威力を思い知ったのも春の


印旛沼でした。


それは私とお師匠で春の印旛沼を訪れた時の話です。ハチ


元々、私は春の印旛沼でのスピナーベイトが得意で


トーナメントでの初優勝もスピナーベイトでした。ラブラブ!





クリスタルS3/8ozをシングルウィーローにチューニングして


速引きでリアクションバイトを誘う釣りです。ラブラブ


春の印旛沼のバスは表水温が上がると岬状になったガマの


先端にサスペンドする傾向があります。うお座


しかもサイズのいい魚ほど一級スポットのガマの根の


先端に浮いていてワームには見向きもしません。( ̄□ ̄;)


そこにスピナーベイトをタイトに通してガマの根に当てた瞬間


にバイトに持ち込みます。恋の矢


そのパターンは本当にストロングでタイミング次第では


一瞬で5kg,6kg釣れてしまう程、強烈でした。メラメラ


お師匠との釣行でもそうなるはずでした。


しかし、その日。


ボーターの私のクリスタルSにバイトするバスはいませんでした。


その年は強い西風が吹く日が多く印旛沼の春の一級スポットが


ことごとく濁っていたのでした。ショック!


それを一瞬で察したお師匠は即座にシャローロールに


切り替えバックシートからビッグフィッシュをボコボコに釣り


まくりました。ガーン


1時間程で6kg強。( ̄□ ̄;)!!


印旛沼ではMAXレベルのスーパーウエイトです。


同じレンジを通していたはずなのに何故!?


その理由はとてもシンプルでした。


スピードです。かたつむり


強い引き抵抗を生み出すシャローロールは当然同じレンジを


クリスタルSよりスローに引ける訳です。


濁りが入り視界が悪い状況では速い動きのスピナーベイトに


バスが反応出来なかったのです。( ̄□ ̄;)


また、濁りで視界の悪い状況でダブルコロラドブレードの


強い波動も状況にマッチしていた様でした。


春の濁りとカバーフィッシュ。コスモス


そんな時にこそ投げて欲しいスピナーベイトです。キラキラ


次回も是非、ご期待下さい!!